カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

マスコミに騙されないよ〜に

参議院議員選挙が公示された。しかし何とも見所のない選挙だ。大方のマスコミは「小泉政権にNO!を叩きつける選挙」という見方(というよりキャンペーン)を繰り広げているが、正直興味ないって人の方が多いんではなかろうか?「それじゃイカン!」とお怒りの方も居ろうが、つまらんもんはつまらんわな

わしの個人的興味は共産・社民の大敗北にある。まあ共産党は勝手にコケてくれるだろうからどうでもいいとして、社民が全員落ちてくれないかなと。とくに福島瑞穂が落選してくれると最高。最悪のシナリオは辻元清美復帰だろう。受刑者を国会に上げちゃだめよ、大阪府

そんな中わしの住む岩手でこんな話が
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2004/m06/d24/NippoNews_8.html

県選管(岩崎康彌委員長)は23日、県議会自民党系会派から「公正さを欠く」との指摘を受けた参院選岩手選挙区(定数1)の投票啓発ポスターの使用とテレビ、ラジオCM放映の取りやめを決めた。
(中略)
ポスター、CMで使用した「どうして岩手の人は不満があるのに何も言わないの?」と「投票しなきゃ変わらない」のフレーズ。同事務局は23日、対応を協議。県民からも「公平感を欠く」などの反応があり、最終的に岩崎委員長が「疑念を抱かれたまま使うのは不適切」と判断した。

で、件のポスターが本日の画像なわけなのだが、これだと確かに政権与党に不利な印象が感じられる。この点は他県のポスターを見ればわかるが、選管のポスターは本来単に有権者の投票を促すのが本旨であって、それ以外の意思や信条を盛り込むことはできない。「変える」ことが選挙の目的ではない以上、「投票しなきゃ変わらない」イコール「投票すれば変えられる」との内容は選管の投票促進ポスターとしては不適と言える

地元紙の岩手日報では「指摘を受けた」という程度の表現で済ませているが、このニュースは全国紙でも取り上げられ、それらの論調は自民党系の団体からの圧力を受けた、というニュアンスを強調している。ちなみに朝日新聞の見出しはこう

岩手県選管の参院選CM、公示前に降板 自民の抗議で

なるべく事実関係よりも自民党の圧力を匂わせる「らしい」書き方だ。「ポスターの内容に偏りがあるため」という理由の部分は見出しには書かず、あくまで「自民」をクローズアップするというわけ

そもそも選挙期間のマスコミ、とくに大新聞やテレビの自民党攻撃には異常なものがある。彼らの言う「投票に行きましょう」は「自民党以外に投票しましょう」と同義。野党の演説は良いトコ取り、与党の発言は粗さがし。世論調査は誘導尋問による実体のない数字だらけ。ちなみに筑紫哲也ニュース23では「投票に行きましょう」は「社民党に投票しろ。共産党でもいいぞ」になる(笑)

こういうまやかしの世論誘導には、ツッコミを入れつつテレビや新聞を見る必要がある。知らぬ間に見出しやテロップに印象を操作されていることもあるので注意が必要だ。今度の選挙の結果がどちらに転ぼうと偏向する大新聞やテレビにこそ「NO!」を突きつける結果であって欲しいと願う