アヌシュのドーピング疑惑
アテネ五輪男子ハンマー投げで金メダルを獲得したハンガリーのアヌシュ選手のドーピング疑惑が取り沙汰されている
一度はIOCによって検査に問題なしと判断されながら、同じコーチに師事している円盤投げ選手の失格から再度疑惑が浮上、「尿検体の量が少なかった」「選手村にいない」さらには「ペニスを輪ゴムで縛って尿の量を少なくしていた」などアヌシュにとって不利な証言が次々と出てきている
まあ、わざわざ小便の量を減らすためにチンコを縛る必要なんかあるんか?という疑問(笑)もあるが、疑惑が出てしまったのは仕方が無い。アヌシュとしては疑惑を晴らすために再検査を受ければ済む話なのだが、当人は抗議の引退をほのめかしているという
これはおかしい。毎日する小便をちょいとばかり提出すればよいだけなのに、なぜ拒否するのか?「名誉を傷つけられた」なんて格好付けてる場合でもなかろう
日本のメディアは、これによって同競技銀メダルの室伏広治の繰り上げ優勝を期待しているようだが、んなこたぁどうでもよい。というか、みっともないからやめてほしい。日本にとっても最多タイ記録の16個目の金メダルが繰り上げだなんてのはすっきりしないし、室伏本人だって後味が悪かろう。IOCが疑惑を究明するのは一向に構わないが、日本のメディアやスポーツ関係者はこの件に関わるべきではないし、一喜一憂すべきではない。ここは冷静に事態の推移を見守り、結果を待てばよい
個人的にはこのままの順位で確定してくれた方が良い気がする。多少のドーピングがあったとしても、アヌシュが誰よりも遠くにハンマーを投げたことは事実だし、競技の結果は時の運。日本のフェアプレー精神を世界に示した方が一個のタナボタ金メダルを得るよりよほど名誉になると思う
さてどうなることか?