カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の47歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

パイレーツ・オブ・カリビアン

どうも最近姉がオーランド・ブルームにハマっているらしく、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のDVDを持っていたので借りて観る

一言で言って、非常に折り目正しい娯楽映画に仕上がっていた。キャラクターとストーリーはひたすらわかりやすく、主人公は正義一直線のイケメン男で、ヒロインは凛々しく美しい。愛するヒロインを救うために主人公が冒険に旅立つ、というあまりに古典的な筋書き。本編は143分と少々長めだが終盤まで一気に観られる

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち [DVD]

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち [DVD]

型どおりの登場人物が並ぶ中で、ジョニー・デップ演じる海賊男の個性だけがやけに突出しているが、これは脚本や演出よりもデップ本人の手柄だろう。彼の圧倒的な存在感が、ともすればカビ臭くなりがちな物語にコミカルなアクセントを加えてくれる。ただし存在そのものがかなり強烈なので、本来の主役のはずのオーランド・ブルームは完全に食われてしまっている。ヒロインのキーラ・ナイトレイとともに悪くは無いのだが、正直さほど印象には残らない

ストーリーはとにかくわかりやすさが信条。エンターテイメントのツボを抑えた脚本は合格点を出せるが、テンポよく見せることを意識し過ぎたたせいか大海原の広大さがまったく感じられない。高速船を追いかけていたはずなのにあっという間に追いついちゃったり、一晩で救助隊が無人島に着いてしまったり、どうも近所でゴチャゴチャやっているような感じがしてしまう。映画全体のバランスを考えると、最後の戦闘シーンにあれだけ余計な時間をかけるのなら、もっと中盤の冒険シーンに時間を割いてドラマを盛り上げた方がよかったのではないかと思ってしまう

とは言え最初に書いたとおり、娯楽映画としては実に誠実に作られた作品と言えると思う。肩の力を抜いて、それこそこの映画の本旨ともいえる「遊園地のアトラクション」のような感覚で楽しむのが正解だろう