小島麻由美のライブ
20日の日曜に渋谷で行われた小島麻由美のライブを観に行った。整理番号30番とあって今回も2列目ど真ん中、至近距離で楽しむことができた。新編成のバンドとの事前情報が流れていたのでどうなることかと思っていたが、ギター=塚本功、ドラムス=ASA-CHANGのコンビは変わらず。これにキーボード(ベース兼)のエマーソン北村が加わるという編成。サウンドはシンプルになったものの、音の厚みにはさほど変わりがなく、今回も力強い演奏を聞かせてくれた
ライブは前年のツアー時に演奏した曲を中心に、由紀さおりのカバー曲「夜明けのスキャット」、ファーストアルバムに収録されていた「セシルのブルース」を加えた構成。正味一時間十分ほどの演奏だったが、ノリのよい選曲で十分に満足できる内容だった。肝心の小島嬢はというと、MCは相変わらずグダグダ^^;しかし声の調子はよく、以前より明るさと何よりやる気を感じさせてくれた
今回はライブ前後にファンの方と話をすることができたのも収穫。話の中からわかったのは、小島ファンには畑違いの音楽ファンから移ってきた人が多い、ということ。かく言うわしもロックファンでありながら「結婚相談所」を一度聞いて衝撃を受け、翌日にはCD屋に走ったクチ。この辺は、ノンジャンルでありワンジャンルである小島サウンドの奥深さを感じさせる、と言っても過言ではあるまい