カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

竹島は日本の領土です

島根県の「竹島の日」条例制定に祝意を表したい。こういう本来政府が働きかけるべき国家主権に関わる問題が、自治体が政府に訴えるという形で浮上した点は少々情けない。しかしながらあまりにも国家意識、領土意識が薄い日本国民の世論を喚起するという意味で、この条例が果たす役割は大きいだろう

この条例制定を受けて、韓国政府関係者および韓国内の国粋主義者連中が反発の声を挙げている。いわく「韓国民は今回の事態を、百年前に島根県告示で(竹島を)編入したのが植民地支配の端緒になったことの延長線上で見ている」(外交通商省の宋次官補)

では日本の竹島編入に際し当時の大韓帝国政府(李王家と言った方が正しいか)は抗議をしたのか?日本政府は竹島を韓国領(あるいは他国領)と見なし、割譲要求を行ったのか?答えは否。断じて否である

明治維新以後(正確には幕末からだが)、日本は近代国家建設にあたり、国家の領域、すなわち版図の確定に努めてきた。周辺島嶼の編入や新領土獲得にあたっても常に当時のルールに則り、条約締結など国際社会の承認を得た上で行っている

それは竹島も同様であり、しかも戦争の結果や恫喝によって獲得した領地ですらない、というのが歴史的事実だ

日本という外敵への恨みを募らせることで喚起されるナショナリズムも幼稚ではあるがそれはそれでよかろう。しかし近代国家間のルールを無視し、ヒステリックに叫ぶだけの領土主張など認められるはずはない。歴史に「侵略」の根拠を求めるのなら、(古来竹島を領有していたとして)領土保全を怠った当時の自国政府をこそ責めるべきではないのか?あるいは近代化の波に立ち遅れた自国の発展史(停滞史?)に思いを致すことはないのか?

現在韓国は竹島に軍を常駐させ、不法に占拠している。こちらの方がよほど「侵略的」というものだろう

日本政府はこれを機に韓国政府の「犯罪」を国際社会に訴え、竹島の領土権を回復しなければならない

ちなみに「竹島の日」条例の全文は次の通り

一条 県民、市町村及び県が一体となって、竹島の領土権の早期確立を目指した運動を推進し、竹島問題についての国民世論の啓発を図るため、竹島の日を定める

二条 竹島の日は、二月二十二日とする

三条 県は、竹島の日の趣旨にふさわしい取り組みを推進するため、必要な施策を講じるよう努めるものとする