世界フィギュア
フィギュアスケート世界選手権、女子シングルを観る。SPでの惜しい失敗を見事に挽回してフリーでは本来の美しい演技を見せてくれた村主章枝選手に拍手を贈りたい。ホンマきれいだった。それにしても採点がちょっと変じゃないか?新採点方式のためにジャンプでの失敗をカバー可能になったのはわかるのだが、ほとんどミスのなかった村主より尻餅ついたアメリカ選手の方が得点が高いのは納得いかん。どう考えてもおかしいだろ?
スルツカヤの優勝は誰もが認めるところだろうが、それ以外の順位はまったく納得がいかない。荒川だってジャンプでの失敗はあったが、トータルの美しさでは表彰台に立った選手にも勝っていたと思う。相変わらず採点競技は白人偏重なんだろうか?とつい勘ぐりたくなる
とは言え、期待の安藤美姫の演技はちょっと物足りなかった。以前から思っていたのだが、彼女はどうも世界のトップに比べると動きが重いと言うか、スピードが遅い気がする。テンポのアップダウンでのメリハリがどこか足りない気がするのだがどうだろう?この辺はミシェル・クワンや村主あたりのメリハリを付けるのがうまい選手と比べればわかりやすい。素人目にはまだ決定的な差があるように思えるのだが。まあ、これも将来に期待というところか
それにしても今回出場した日本の3選手はみんな手足が長くてスタイルが良い!渡部絵美や伊藤みどりの頃には、技はあってもずんぐりむっくりのスタイルが世界で勝てない原因かなあ?なんて思っていたのだが、今の選手は体格的に劣るところはまったくと言っていいほどない。とくに荒川選手のスケールの大きな美しさには惚れ惚れしてしまう
今回、大会をテレビ放映したフジテレビをはじめとするマスコミは安藤美姫をアイドル扱いして盛り上げていたが、素の美人度は荒川静香の方が上だと思うんだけど。とか言いつつ、個人的には村主章枝が断然好みだったりするんだよな^^;