カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

小島麻由美アコースティックライブ

池袋自由学園・明日館講堂での小島麻由美ライブへ行く。今回の会場はフランク・ロイド・ライト設計の明日館、の隣にあるその弟子が設計したという講堂。どこか趣のある西洋近代建築にふさわしく、全曲着席したままひたすら歌と演奏に聞き入る、いつものライブハウスとはまったく異なる落ち着いた雰囲気のライブとなった

メンバーは塚本功(g)、kyon(p)、長山雄治(b)のみというシンプルな構成。小島嬢もヴォーカルに徹し、極めて生音に近い状態での演奏。全体的に音量は小さめなのだが、その分kyon氏がリズムをとって鳴らす指の音や長山氏がボディーを爪弾く音、塚本氏の指がフレットの上をスライドするときの音など細かい音がダイレクトに聞こえ、なんとも生々しかった。演奏そのものも音の粒がひとつひとつしっかりと客席にまで伝わり、いつもの音の塊が降ってくるようなバンド演奏とはまた違った色合いの楽曲を楽しむことができた

《セットリスト》
もしも自由がほしいなら
あの娘はあぶないよ
先生のお気に入り
ディビ・ドゥビ・ダー
ショートケーキのサンバ
ドロップ
ハートに火をつけて
砂漠の向こう
Sweet Memories
黒猫
さよなら、カエル
黒い革のブルース
刺青
蛇むすめ
茶色の小瓶
ひまわり

昨年のライブからの定番曲以外に「さよならカエル」「ドロップ」「刺青」「あの娘はあぶないよ」など、これまであまりライブで披露してこなかった曲が多い。中でも大好きな「刺青」が聞けたのには驚いたがうれしかった。また松田聖子の有名曲「Sweet Memories」のカバーも良かった。あたかも最初から小島麻由美の曲として作られたかのようなハマリ具合。本家・松田聖子よりはるかに艶があり、表現力豊か。改めて小島嬢のヴォーカリストとしての実力、魅力を再確認した

ライブは終始淡々と進み、例によってアンコールもなし。トークが少ない分正味70分ほどであっという間に終了となった

ライブ後はファンサイト・http://www.geocities.jp/kojimayufan/に集う方々と話す機会もあり、とても有意義な東京行となった。今月は下旬にもう一度ライブのために上京する予定なのだが、今からとても楽しみだ