カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

人の死を弄ぶな

永岡洋治議員の自殺。まずは惜しみない哀悼の意を表したい

しかしわしが気に入らないのは、まだ自殺の原因もはっきりしていないにも関わらず、これを郵政民有化法案に絡めて語り、主に左翼マスコミが法案反対派の勢いにしようとしている点だ

はっきり言ってわしは郵政民有化についてはよくわからない。それが長期的に見て国民の利益になるのか不利益になるのか、皆目見当がつかない。だからとくに賛成派の側にも反対派の側にも立つ理由は無い

永岡氏の死はあくまで法案の是非とは峻別して考えるべきだろう。それにしても死んだ途端に、普段は絶対誉めたりしない自民党議員を礼賛するような報道が横行しているのには思わず鼻白んでしまう。とくに1日のテレ朝「報道ステーション」は露骨で、永岡氏のことを「非常に生真面目」「政策に通じた勉強家」と絶賛。それ自体は一向に構わないが、日頃自民党議員を皮肉混じりにこき下ろしている古館がそれを言うと実に白々しい

死者(犠牲者)を特定の思想や政策のための象徴に仕立て上げようという発想は、彼ら自身が最も忌み嫌うところである軍国主義体制下の「英雄創造」とまったく同じだ。反体制につながるものならなんでも利用しようというわけか。人の死を自分の都合で勝手に弄ぶな、と言いたい