カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

WBC日本優勝!

ある程度点の取り合いになりそうな予感のしていたキューバとの決勝戦だが、あそこまで双方にイージーミスの出る展開になろうとは思わなかった。やはり想像以上にプレッシャーのかかる舞台だったのだろう。しかし日本、キューバ双方ともエラーやミスをチームでカバーし合いながらしっかりと戦っていたのは見事。選抜メンバーによる短期決戦とは言え、一流選手によるチームプレーの熟成過程を見届けられたことは良かった。日本、キューバ両国の選手を称えたい

キューバ投手の誤算はあったものの、ほぼ長打無し(イチロー二塁打のみ)で10点を奪った攻撃の組み立ては「これぞ日本野球の粋」と言って良い。一つ先の塁に走者を進める、一点を奪う確率を高める、といった明確な目的の下に計算された緻密な作戦と高度な状況判断力は、日本野球のレベルを世界に示すものであったと確信している

そう考えると松井秀、井口らのメジャー選手が参加しなかったのも、むしろ良かったのではないかとすら思えてくる。「メジャーリーガーが大挙参加して行われる世界大会」であったはずのWBCの決勝に出場したメジャーリーガーはわずかに日本の二人だけ。皮肉にもWBCは「メジャー以外」の野球のレベルの高さを証明する結果となったわけだ

日本やキューバは国内リーグの選手中心の編成でそのレベルの高さを証明して見せた。わしはこれこそがWBC参加の意義だったと思っている

メジャーリーグはレベルが高いのではない。レベルの幅が広いに過ぎない」というのが以前からのわしの持論。これは具体的に言えば、メジャーの全選手をA〜Eの5段階にレベル分けすると、日本の一軍選手のほとんどはB〜Dに相当する、というもの。メジャーには信じ難いようなスーパープレーを見せる超一流選手がいることも確かなのだが、それはほんの一握り。その一方で「日本だったら一軍にも入れないだろう」という程度の選手もチラホラ見かける。その理由は単にチームの編成事情によるもので、どちらのレベルが高いか低いか、というものではない、とわしは考えている。総体で見れば「そう変わらない」というのが結論だ

今回の結果はこのわしの持論を証明してくれたような気がする。そのことがうれしい

日本代表おめでとう!そして本当にありがとう