「ラスト・プレゼント」
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: DVD
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妻は夫に病を隠しているのだけれど、それが夫に知れるまでと、その後の夫婦間の感情表現がやや極端な気がするのは、日本人との気質の違いだろうか?今まで売れなかった芸人が、とくに奮起して努力したわけでもないのに、突然受けだすあたりもイマイチ説得力がない。このあたりの結末ありきの強引さがストーリーに没入できない要因になってしまった
しかしそれでも最後まで見てしまったのは、妻を演じるイ・ヨンエの愛おしさ故^^;「JSA」でも綺麗な女優さんだな〜とは思っていたのだが、この映画での化粧っ気のなさと素朴さは個人的にクリティカルヒット。この人の魅力だけでこの映画の90%以上は決まった、という感じ
思わず見終わった後、DVDのメニューについていたプロフィールをチェックしてしまったのだが、ぬわんとこの人33歳なんですな(2004年当時)。24、5くらいにしか見えんぞ!さらに調べると、どこかのサイトで「日本で例えるなら松嶋菜々子」とか書いてる人がいたが、そんなのは完全にブー。松嶋なんかと比べんなって感じ。わしが例えるなら「若い頃の宮崎美子をもっと華奢にした感じ」かな。涼やかな透明感と気品があって、残念ながら日本の若手には肩を並べられる人はいないと思う。品がなさすぎてなぁ、、、
韓国映画を絶賛はしないけど、全体的に俳優の品格という面では日本の俳優は韓国に劣るって気がする。無論人格まではわからんけど。存在が醸し出す品位ってもんに日本の俳優はもちっと気を配る必要があるんでないかな。フィルムに映るのなら特にね