三菱のフルHD液晶ついに登場
三菱、フルHD解像度の液晶プロジェクタ「LVP-HC5000」
ついに出た三菱のフルHD液晶プロジェクター。しかも実売価格は45万円程度ということで、100万円超が当たり前だったフルHD解像度のプロジェクターとしては画期的な低価格。ランプ使用時間が5000時間というのも凄い。これが本当ならランニングコストもかなり優れていると言える。それでいて電動レンズシフトなどの高級機並みの機能も備えているし、静音性能も高いとあっては思わず期待せざるを得ない
実際の絵を見てみないことには何とも言えないが、三菱開発陣の実力を考えるとかなり期待できそう。一応コントラスト比は10000:1を謳ってはいるが、これは可変アイリスを使用した際のものなのであまり参考にならない。とは言え、パネルのネイティブコントラストが2000:1ということなので、その点で不満が出ることはなさそう。あとは液晶特有の色ムラとドット間の格子がどの程度気になるか。三菱は色合いに特徴があるので、そのあたりの好みも分かれるだろう
いずれにしても50万円以下のモデルが出てきたことで、いよいよ本格的なフルHDプロジェクターの時代がやってきそうだ。おそらくパナソニック、三洋、日立、エプソンあたりも追随してくることだろう
わしはまだまだ愛機XV-Z9000を買い換えるつもりはないが、今後の価格&性能競争によっては買い替えの時期を本気で検討する必要も出てくるかもしれない