カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

大トリ様漫遊記(初日その1)

出発は日本時間の3月7日。わしの現在のアパートが実家に近いので、相方を伴って家族と共に小雪の舞う岩手を出発。新幹線で東京へ向かい、成田エクスプレスで一路成田空港へ。第一ターミナルに着き、相方の両親妹弟とも合流。ここで、わしと相方は全日空便、同行家族は航空会社指定無しのツアーだったのでノースウエスト航空便、と2組に分かれての出発。現地での合流という、英語力ゼロの我が家には実にハードルの高いミッションからスタートした

出国手続き、航空便のチェックインはスムーズそのもの。何の問題もなく全日空便はほぼ定刻通り飛び立った。ホノルルまでの飛行時間は6時間半ほど。離陸して飛行姿勢が安定すると程なくして最初の機内食が出た。メインディッシュは相方が和食メニュー「牛肉とごぼうのすき焼き風ごはん」、わしは洋食メニュー「海の幸のクリームソースとターメリックライス」をチョイス。どちらも味は可もなく不可もなし。結構腹が減っていたので、デザートのカチカチに凍ったハーゲンダッツまで一気に完食してしまった

あとは出来うる限り睡眠を取る。何しろホノルル到着時間は日本時間の午前3時半頃、これがハワイ時間では午前8時半になってしまうので、少ない睡眠で長い一日が始まる格好となる。よって時差ボケ解消のためにはここで寝ておかなければならないのだ。機内ではまだ劇場公開されていない「Night at the musium」を上映していたが、ここは素直に就寝。およそ4時間ほど熟睡の後、朝食のため起こされる。この朝食もしっかりと完食すると、ほどなくホノルル空港へと到着した

飛行機からはアップダウンクイズよろしくタラップを降りるものと思っていたらさにあらず、日本と同じくチューブを通って空港内へ。入国手続きでは旅の目的を聞かれたら「斉藤寝具」と答えるつもりで意気込んで待っていたのだが、審査官の第一声は「観光デスカ?」って日本語かよ!英語で答えるもアホらしいので以後全部日本語で押し通す。その後顔写真と指紋を採るというので、心の中で「この毛唐が」と罵りつつも日本人なので素直に従う。この間審査官の黒人オバチャンは完全無表情。最後に「新婚旅行デスカ?」と聞くので祝福の言葉でもかけてくれるんかいな?と思って「そうです」と答えたが見事にスルー。なんじゃそら

ゲートを出ると待ちかまえていた旅行会社の係員に促されて外へ。そこには二人の恰幅の良いムームー姿の現地女性が待ちかまえていて無表情のままレイをかけてくれる。そのまま有無を言わさず写真撮影。後で確認したのだがこの二人、撮影の瞬間だけはしっかり笑顔。しかしその後はもとの無表情に戻って一言「レイヲカエシテクダサイ」。って返すんかい

旅行会社手配のマイクロバスに乗り込み、ワイキキにあるDFSギャラリアへ向かう。天気はすこぶる良好。さんざん予習しておいたワイキキの地図と目の前の光景が符合していくことに一人ほくそ笑みつつDFSに到着。旅行会社から一通り行程の説明を受けた後は、隣のワイキキショッピングプラザ内のア・リリアーレですぐに結婚式の衣装合わせと打ち合わせ。さらに同ビル内のセゾンカウンター、ANAカラカウアセンター内のヤマネコトラベルと立て続けにオプショナルツアーの予約確認に走る

式当日の段取り等の確認のために両親の宿泊するシェラトン・ワイキキにも行ってみる。部屋へ入ってビックリ。全員4階角近くの超オーシャンフロント。窓からは海の青しか見えない。ラナイに出てみると目前にビーチ、ちょっと左手に目をやるとダイヤモンドヘッドとワイキキビーチのほぼ全景が見渡せる。部屋指定なしだったのであまり変な部屋だったら申し訳ないと思っていたのだが、その心配は無さそう。調度品の類は多少古い印象も受けたが、このロケーションなら大満足だろう

なんやかやの用事を済ませるともう昼前。いい加減腹が減ってきたので、カラカウア通りを散歩しつつ食べるところを探す。道中「チーズケーキファクトリー」などの有名店も見つけたが、結局入ったのが(http://d.hatena.ne.jp/ston/20070314/p1)で書いた店。システムがよくわからないので店員にはとりあえず「Wait a minute.」とだけ伝え、しばし英語メニューとにらめっこ。検討の結果冒険は避けることに決定。相方はロコモコとダイエットコーク、わしはその下の行に書いてあったボイルした豚肉を乗せ、目玉焼きとソースをぶっかけた飯(名前失念)とコナビールを注文。この飯にかけてあるソースの味が薄い。例えて言うなら、「エバラ焼肉のたれ」を5倍くらいに希釈した感じ。最大限良心的に解釈すれば「素材の味を生かした調理法」と言えなくもないが、デミグラスソースという美味いソースを知る日本人の舌にはどうにも物足りない印象だった