カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

2007年映画私的ベスト4

一応年の瀬ってことで、去年はドタバタで端折ってしまった「今年見た映画ベスト4」でもやってみますか。製作年にこだわらず、あくまで「わしが今年見た映画」ってことでひとつヨロ

  1. キンキー・ブーツ
  2. 世界最速のインディアン
  3. ゾディアック
  4. レミーのおいしいレストラン

今年は結構すんなり出てきたベスト4。このブログに書いた感想では多少文句も書いたかもしれないが、この4作品はほぼ邪念無く楽しむことのできた作品だった。「ロッキー・バルボア」も面白かったが、これはあまりに個人的思い入れがありすぎるので除外

「キンキー・ブーツ」はありがちと言えばあまりにありがちな「逆転サクセスストーリー」なのだが、アイデアのひねり方、キャラクターの描き方が実に秀逸。何より観ている間に流れる何とも言えない幸せな雰囲気がたまらない。脚本、演出、キャスティング、音楽などすべてにおいて高評価できる傑作だった

世界最速のインディアン」はひたすらにスピードに挑む男の情熱に共感できる人にとっては最高の作品。ただし、人物描写の妙な「甘ったるさ」を許容できるかどうかが評価の分かれ目になるか。わしは半分肯定という感じなので、そこがちょっとマイナスに働いてしまった。しかし良作であることに変わりはない

「ゾディアック」はクライムサスペンスと見せかけて、連続猟奇殺人事件に取りつかれた男たちの群像劇を描いてみせたところが実に面白かった。事実に基づいた映画でありながら、長時間観客の目を惹きつけ続ける巧みな構成は正に「作劇の妙」と言ってよい

「レミー〜」は作品に対する信頼感、安心感、それを裏切らないピクサー製作陣の実力にひたすら感心した。間違いなく「面白い」作品を生み出しつづけるその力量は、アニメーションという垣根を越えてもっと高く評価されていい

あと番外として今年一番のダメだこりゃ〜映画は「ミッドナイト・イーグル」でした。これも「恋空」とか見てりゃ変わったかもしれないが、あれに金を払う勇気はさすがになかったのでw

というわけで今年もありがとうございました。皆様良いお年を

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