RD-A301、TSE画質の比較
とりあえずまがりなりにもホームシアター関連ブログの名を冠しているので、義務としてTSE画質の比較をやってみたいw。素材はWOWOWで放送されていた「セレニティー 宇宙の海賊船」という映画を適当に3分ほどW録で同時録画したもの。2つの場面を抜粋して静止画で見てみる。まずはTS放送画質の場合
次にDVD-R DLならほぼ2時間録画可能なレートということで8.2Mbpsに変換したものを見てみる
当然のことながらTSと比べればだいぶエッジが甘くなり、色の彩度もやや落ちる。一言で言うと眠い絵。写真で見るとあまり変わり映えしないかもしれないが、よく見れば明るいところがつぶれ気味となり、コントラスト情報が失われていることに気づくと思う。とは言えかなり解像感は維持しているので十分に保存する価値のある画質と言える。動きのあるシーンや画面の切り替え時、すばやくカメラをパンさせるようなカットでも大きな破綻は見られない
最後にTSE最低画質の3.6Mbps
ここまでくるとさすがに画質はがっくり落ちる。ちょっとした動きでも盛大にノイズが乗るようになるし、画面全体がノイジー。彩度がかなり落ちるので、解像感も薄れてしまう。この程度なら無理にHD解像度で残さずともSDに落とした方が見やすいだろう
参考として3.6Mbpsのものの再生時、ノイズが画面全体に大きく乗ってしまったときの絵を
たびたびこういう状態になってしまうと番組そのものに集中できない。したがってTSEの実用に耐えうる録画レートはだいたいLP(6.8Mbps)程度までと考えてよいのではないかと思う