カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

職人の意地と誇りに拍手

先日産経新聞の記事にもなっていたのだが、こんなニュースを見つけたのでちょっと長いが全文掲載する
埼玉の世界一砲丸作り職人 「北京五輪提供しない」 : J-CASTニュース

中国チベット自治区の騒乱の影響で、一部で北京五輪へのボイコットが叫ばれているが、日本の砲丸作り職人が北京五輪への砲丸の提供を断っていたことが分かった。3大会連続で男子砲丸投げのメダルを「独占」、世界一ともいわれる職人だ。きっかけは、2004年に中国で行われたサッカー・アジア杯での中国サポーターのマナーの悪さや反日デモ。「こんな国に大事なものを送るわけには行かない」というのだ。

同大会への砲丸の提供をやめたのは、埼玉県富士見市にある「辻谷工業」。世界一とも言われるこの砲丸は、社長の辻谷政久さんが手作りしている。「重心」が安定しているため、飛距離にして1〜2メートルも違うといわれるほど選手からの評価は高い。

五輪では、競技場で用意する何種類かの砲丸の中から投てきする砲丸を選手が選ぶことになっているが、アトランタシドニーアテネの3大会連続でメダリスト全員が辻谷さんの砲丸を選んでいた。

辻谷さんはJ-CASTニュースに対し、2004年に中国重慶で行われた、サッカー・アジア杯での中国サポーターの試合中の罵声・ブーイングや試合後の暴動、その後の反日デモで在中日本大使館に投石行為が行われたことを挙げて、「この国には大事なものを送ることはできないと思い、去年(07年)の11月に(オファーを)断りました」と砲丸の提供をやめた理由を説明する。

北京五輪をめぐっては、チベット自治区で発生した騒乱での中国政府の対応に国際的な非難が集まり、ボイコットをめぐる動きが未だにくすぶっている。

2008年3月24日には、五輪の聖地ギリシア・オリンピアで行われた採火式に国際人権団体「国境なき記者団」の活動家が乱入し、五輪ボイコットを訴えた。また、3月23日付ドイツ大衆紙「ビルト」によれば、欧州議会のペテリング議長は、チベット騒乱が今後も続いた場合、北京五輪を加盟各国がボイコットする可能性を排除しないと語ったという。

こうした中国をめぐる状況については、「ギョウザの問題やチベットの問題以前に決めていたんですが、最近のニュースを見ても送らなくてよかったなと思います。やっぱりこの国にオリンピックをやる資格はありませんよ。(砲丸を使用する)選手には申し訳ないと思いますが、職人の心意気がありますから、何でも送って有名になればいいというものではないんです。真心かけた大事なものですから」と話し、北京五輪の「砲丸ボイコット」は良かったと考えているようだ。2008年8月に開催される北京五輪で「世界最高」の砲丸が投げられることはない。

一言で言うと辻谷社長「天晴れ」です

こと北京五輪に関して日本のマスコミには、昨今表面化した食品の問題やチベット独立運動における暴虐行為とは切り離して考えるべき、という風潮が蔓延っている。「政治とスポーツは別」とはよく言われるセリフだが、例えば「外交関係で問題を抱えた国家どうしでもスポーツの場では親交を深められる」というようなポジティブなイメージでこの言葉を吐くのならわかる。しかし、現在の中国国内の状況下では単なる言葉の乱用と言わざるを得ない

むしろ国民レベルでこういう反応が出たということは、中国(支那共産党政権)の現状が「五輪をやる資格はない」ものであることの証明と言っても良いのではないか?ひとりの気骨ある職人の決断をわが国の哲学無き宰相はどう捉えるのか、非常に興味がある

それはさておき、わしはチベットの「暴動」に際して、普段「非戦」とか「自由と平和を愛する」と叫ぶ連中がほぼ無反応なことが疑問だ。本当に自由と平和を愛するのならば、今こそ支那共産党政府に対して抗議の声を上げ、大規模な平和活動を起こすべきではないのか?とくに「人権派弁護士」の連中!なんか言え!

「人権」とか「平和」とか「貧者救済」とかに人一倍敏感なはずのこのお方もチベット問題は華麗にスルーですな
福島みずほのどきどき日記