カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

産まれた(ストン!と)

夕方仕事を終えて病院へ行くと、相方は多少痛がりつつも普通に飯を食べていたので「ま、大丈夫かな?」と思って一旦家へ。餃子を作って食べた後、徹夜の準備と明日のゴミ出しの用意などをノンビリやっていたら、母親から「早く来い」と催促の電話

自転車を飛ばして病院へ着くと、相方はもう陣痛室(?)なる部屋へと移動していた。ついさっきまでと全く違って話し掛けても答えるのも面倒な感じ

午後8時半ごろ母親が一旦帰宅。その直後くらいから声を出して痛がり始める。わしはできることもないのでとりあえずタオルを絞って汗をふいてやる。午後9時すぎ、それまで頑なに横になるのを拒んでいた相方が自分からベッドに横になる。ほどなくして激しい陣痛。と思ったら「パチン」という小さな破裂音が聞こえた。すかさずナースコール。マイクに向かって「なんか流れてるんですけど〜」と話す。やはり破水したらしい。時計を見ると9時15分。検診では子宮口が7〜8センチくらい開いているとのこと。しかしここでイキむと変なところが切れたりして後で大変なそうなので、イキまぬように「ヒーヒー、フー」を続けるように指示される。二人して狭い空間でアホかというくらいに「ヒーヒーフー、ヒーヒーフー」

しばらくして相方が再度ナースコール。「なんか頭が出てるような気がする」などと言う。ナヌー!?検診するとすぐに看護婦さんが「あ、じゃ分娩室へ行きましょう」「もう産んでいいからね」とか言っている。相方はヨタヨタとガニマタ歩きで分娩室へ。「旦那さんは談話室へ行ってくださいね」と言うので、素直に談話室へ。相方の実家と母親へ電話をかけ、談話室で待っていると5分ほどで母親がすっ飛んできた。「暑いから」と言って談話室のドアを開けるや否や母親が「なんか赤ちゃんの泣き声が聴こえるんだけど」とのたまう。わしは「まさか」と思ったのだが、確かに分娩室の方角から産声らしい声が。時計を見ると分娩室に入ってから10分程度。「んなアホな」と思ってソファにふんぞりかえっていたら、看護婦さんが赤ん坊を小脇に抱えてこちらに向かってくる

看護婦さん「おめでとうございます」
わし「えーーー!!マジすか!?」

一度抱かせてもらった後、新生児室へ移った我が子(男)。父を前に新米婆は常に孫直近のベストポジションをキープしてプチ撮影会開始。はっきり言う。あんた邪魔

相方いわく分娩室に行く前にイメージ的には肩くらいまで出てた、とのこと。分娩室に入って一度イキんだらスルッと出たとか。我が子、人生最初の親孝行を早くも達成。しっかし破水から30分ってどーよ?びっくりしたわ。まあでも偉かったね、母も子も。それに比べて呑んだくれな父ですがどーぞヨロ