カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

あまりにもジャストタイミングな番組

昨晩、普段あまり見ないフジテレビ系「奇跡体験アンビリバボー!」を見た。子供をあやしながらなので、単にチャンネルを変えるのが面倒だっただけなのだが、これが見事に香ばしい番組で思わず鼻くそほじりそうになってしまった

番組名は「感動実録!!中国全土が涙…奇跡3万キロの母子旅」。生まれ育った村から出たことのない99歳の母を74歳の息子が自転車でリヤカーを引いて旅行に連れて行くという「実話」らしい。まあ、次の日曜日は母の日だし、ネタとしてはアリなのかもしれないがこの話、母親が夢見る旅行先はよりによってチベット。親孝行という否定的に捉えにくいネタを出汁にして「チベットは中国国民の土地」ということをアピールしようとしているようにしか見えない。時は今まさに北京五輪の直前、しかもコキントー来日の最中である。媚中の意図がアリアリと見えて仕方なかった

だいたい旅の途中の映像がこれだけ残っているのも変。話題の人だから追いかけただけかもしれないが、その段階で「政府公認」だったのは間違いなかろう。エピソードとして妙に親切な人も大勢登場するが、これとて「話題の人物だったから」という側面は否定できまい。旅先で第三者が撮影した写真が何度も登場するのは常に監視されていたことの証明ではないか

行為そのものは本当に美談なのかもしれない。多少の嘘を含んでいたとしても大した問題ではないかもしれない。しかし発信元は情報統制国家なのだ。そのことを忘れてはなるまい*1

*1:純粋で真っ直ぐな人には嫌われるんだろうなぁ、わしw