カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の45歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

16ブロック

今さらながらにWOWOWで鑑賞

ニューヨーク市警のベテラン刑事ジャックは夜勤明けに上司から一人の証人を裁判所まで護送するよう命じられる。留置場から裁判所まではわずか16ブロック。簡単な任務のはずだったが、その途中証人のエディが何者かに襲われる。難を逃れたかに見えた2人だったが、その場に駆けつけたジャックのかつての相棒フランクはエディの引渡しを要求する。エディは警察の不正捜査を告発する証人だったのだ。エディを亡き者にしようとするフランクたち。ジャックは刑事たちに銃を向け、エディを救うためニューヨークの街へ飛び出していく、、、といったストーリー

あまり期待していなかったのだが、意外にこれが良かった。警察権力に立ち向かう一匹狼の刑事という図式はクリント・イーストウッドの「ガントレット」を思い起こさせる。イーストウッドが救ったのは若い女だったが、ブルース・ウィリス演じるジャックが救おうとしたのは始終鬱陶しい長話を勝手にダラダラ聞かせる、本当に救う価値があるのかすら疑わしいような前科者の黒人男。しかし、であるからこそ「良き人でありたかった」という、ジャックの心の奥底でくすぶっていた感情を見事に描き出せたのだろう

刑事としての腕は良いが、おそらくアルコール依存のために閑職に追いやられているのであろうジャックの姿を見ていて、この作品こそ「ダイ・ハード」の正統なる最終章であって欲しかったと思ってしまった。実際離婚して独り身になったマクレーンが酒浸りの末にああなったとすれば何の違和感もない。波乱万丈の刑事生活を送ったマクレーンが最後の大仕事を終えて、「人は変われる」という「友」のメッセージを胸に余生を送る、となったら実にキレイな終わり方だったのじゃないか?などと思ってしまった

なにはともあれサスペンスアクションとしての出来は十分合格点。100分程度と尺が無駄に長くないのも良い。家族でも恋人同士でも安心して見られる良作だ

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