野球日本代表黒星スタート
いきなりの黒星。あとの日程を考えると痛いがある意味実力的には「計算できる負け」ではあったので、気を落とさずこれからの試合を頑張ってほしい
それにしてもキューバ戦でのダルビッシュは「ザッツひとり相撲」。力んでボールを先行させ、勝負どころで里崎のサインに首を振って打たれる最悪のパターン。なんとか大量失点は免れたが「要所を締めた」という言い方はあの場合当てはまらないだろう。決勝点を与えた成瀬の投球も里崎の配球自体は間違っていなかったのだが、コントロールが甘くなってしまった。あの場面はもう少しはっきり高めに外さなければならなかった
せっかく足の使えるメンバーを揃えたのに、足でかき回すような場面は皆無。逆にキューバには良いようにやられてしまった。リードされている場面で仕掛けにくいのは確かだが、出したランナーを生かすためにも常に先の塁を狙う積極性が欲しかった
結局先にリードされてしまったことに尽きる。それでも一点差ならバントやエンドランなどの作戦もとりやすかったが、二点リードされてしまったことで硬直し、強攻策に頼らざるを得なくなってしまった。回が浅いうちに点差に関わらず一点ずつ確実に狙っていくことも必要だろう
それにしても感じたのが松中の不在。右の大物打ちはG.G.佐藤や中島、村田など活きの良いのがいるんだから、やはり新井より松中を選出すべきだったのではないかと思う
まあ過ぎたことは仕方ない。野球は勝ったり負けたりが当たり前なんだし。ひとつひとつ取りに行くしかない