カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の47歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

ヘアスプレー

WOWOWで鑑賞

率直に言って楽しかった。何も考えずに観れば、明るく楽しい世界に浸れることだろうと思う。それは認める。しかしわしはヒネクレ者なのでツッコミたくなってしまった

わしはもともとミュージカルというやつが苦手。普通に話せばいいところをいきなり何の脈絡も無く歌にされてしまうと、どうにも白けてしまう。しかしこの点は作品に入り込めなかった理由のほんの一部でしかない

太った女の子主人公が、持ち前の明るさと人懐っこさ、ダンスのうまさなどで周りの人間を巻き込み、幸せにしてしまう、というのはわかる。わかるのだが、コンプレックスを何らかの努力によって打ち消したり、克服したりといった描写が何一つない。成功物語なのに成長物語にはなっていかないところが実に物足りない

主人公の「敵役」たる美女親子は、底意地が悪く人種差別主義者という「叩きやすい」存在にしてしまうことで主人公の行動を正当化。この辺の筋立ての安直さがどうにも気に入らない。ストーリーや設定のすべてが、主人公トレーシーへの好感を上げるために働いており、あまりにもあざといのだ

トレーシーの明るさと愛らしさを前面に押し出して、幸せオーラで包んでしまおう、、、という狙いはわからないでもないし、途中まではちょっと乗ってみようかとも思ったのだが「いつの間にか憧れのイケメン男子もトレーシーに惚れちゃってる」というベタというにはあまりにベタ過ぎる展開に至って、とうとうついていけなくなってしまった

わしのようなヒネクレ者には向かないが、ミュージカルが好きで素直な人には楽しい映画。それは保証する