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カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の45歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

ブレイブ ワン

WOWOWにて鑑賞。最近作品に恵まれていない感の強いジョディ・フォスター主演作。作品の出来が悪いのは俳優のせいではないとは言え、本作品も正直イマイチだった

ブレイブ ワン [Blu-ray]

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一言で言ってしまうと現代女版「狼よさらば」。恋人を暴漢に殺された女エリカ(ジョディ)が、銃を手に街のならず者を始末していくという非常にわかりやすいお話。しかし「狼よ〜」と決定的に違うのは、主人公が私刑を繰り返すようになる動機が今一つ希薄な点。「狼よ〜」では警察に対する強い不信感と失望が主人公の動機となっていた。警察が捜査に本腰を入れないことに業を煮やし、自らの手で犯人を探し出し復讐を成し遂げる、、、というのならわかるのだが、本作品の主人公エリカはそういう素振りはほとんど見せない

エリカが銃を手に取るようになった動機は恐怖であり防衛だったのだが、最終的には私刑としての殺人が目的化して行く。その過程におけるエリカの心象表現も人を殺した罪悪感よりも行動の正当化の方に力点が置かれているように見え、どうも釈然としない。ジョディが銃をブッ放つたびに頭の中で某歌手の「だって〜、しょうがな〜いじゃな〜い」という歌がリフレインしてしまったw

しかもこの物語では最終的に警察は犯人を見つけ出してくれる。にも関わらずエリカは面通しで嘘をつき、自ら手を下そうとする。結果的にエリカは罪に問われることもなく、物語は終わりを迎えてしまうのだが、あんな形で一線を超えてしまった人間がスンナリ平穏な暮らしに戻れるとも思えない。映画作品としても劇中に突きつけられた「何が本当の正義か」という問い掛けに一切答えることなく*1「良かった良かった」という終わり方。本当にそれで良いのか???

かなりケチョンケチョンに書いてしまったが、主人公に肩入れできれば楽しめるはず。わしはそれができなかっただけの話。女性目線だとまたちょっと感じ方が違うかもしれない

*1:「あれが正義だ」と言いたいのかもしれんが、だったら本当に最低の映画だよ

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