HDRecからBDMV覚書
以前にも報告したRD-A301で録画した番組のBDMV化。実はあの後一度音ズレを解消できずに諦めたことがあったのだが、なんとなく原因がわかったので書いておく。ちなみに労多くして実りが少ない点は前回と何ら変わりないことも申し添えておく
結論から言ってしまうとA301上で編集するのはマズイみたい。失敗したときは番組の前後をGOPシフトモードで削ってからムーブしたのだが、今回レコーダーではまったく無編集のままDVD-RWへ分割ムーブして(例のツールで)PCへ取り込んだらうまくいったのでたぶん間違いないだろう
BS-hiで土曜の夜中に放送された「河童のクゥと夏休み」をW録。片方はHDDVD-RにTSEで保存。もう一方をBDMV化してみることにした
まずチャプターで番組を21分毎に分割。なぜ21分なのかというと1/20スキップを3回かけるとちょうどその位置になったから。都合7回に分けてDVD-RWにTSのままムーブし、AACS解除してSROファイルをPCに取り込む。この後7つのSROファイルを結合したのだが、Murdoccutterを使うとAACからWAVへの音声コンバートの段階でファイル結合位置にエラーが出てしまう。そのため今回もののたんで重複フレーム(GOP単位)の削除、結合、Demux、AAC音声のWAV変換までを行った
放送がステレオ音声だったので、BelightでWAVからAC3にそのまま変換。出来上がったAC3音声ファイルとののたんで分離したm2v映像ファイルをtsMuxeRでBDMV形式にオーサリング。本編138分の映画だったが全容量約21GB程度で収まった。これをimgburnでBD-REに焼いてテストするとPOWERDVDでもPS3でもまったく問題なく再生できた。結合部分も一瞬ブロックノイズが乗る箇所があるくらいでほぼ問題なし。当然音ズレも発生しなかった