環境問題に関する素朴な疑問
近年とにかくヒステリックに叫ばれる「温室効果ガス排出削減」って話。これ、一体いつごろから出てきた話なんだろ?
急速な工業化による環境汚染の問題だったら50年くらい前から言われているし、30年ほど前なら環境問題より省エネの方が優勢だったはずだ。いわゆる「地球の限りある資源を大切にしましょう」ってやつ。わしが子供の頃はこのスローガンばかり聞かされていた記憶がある
ところが最近は「化石燃料の枯渇」に関してはまったくと言っていいほど聞かれなくなってしまった。この30年の間に地下資源の埋蔵量試算に劇的な変化があったとは思えないにもかかわらず、世間の興味はすっかり「温室効果ガス排出削減」の方にシフトしてしまった
これはなぜなのか?ここに疑問を持たないことには問題の本質なんて何一つ見えてこない