カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

誤認なのか確信犯なのか

わしの県で発行されている某地方紙、本日朝刊1面のコラムより。こんな駄文に著作権を主張されても面倒なので「某」としか書かない

 民主党政権が発足して半月余り。鳩山首相以下各大臣らが猛然とスタートダッシュした感が強い。外交で存在感を増し、内政では政策変更などが相次ぐ。スピード感がある。

▼先日、共同通信社の会議で菅直人副総理兼国家戦略担当相の講演を聴いた。今回の政権交代は「明治維新に匹敵する大改革の第一歩。内閣制度の原理そのものが変わろうとしている」と力説。

▼これまでは大臣になった途端に官僚集団に取り込まれ役所の利益代表になったが、これからは「国民の代表として役所を指揮監督する。私自身が考えていた以上のスピードで現実の動きになっている」とも。

▼改革に抵抗はつきもの。菅副総理は触れなかったが、ちまたでは霞が関の役人たちは「リーク、悪口、サボタージュ」つまりは面従腹背に出るのではないかとの見方もある。おぞましい光景だ。

民主党は今回、法律の改廃、制定ができる権限を有権者から付与された。この伝家の宝刀を持っている限りそれほど心配はいらないだろうし、国、地方を問わず公務員はこの点を厳粛に受け止めるべきだろう

▼ただ、民主党は参院で単独過半数に達していない弱点を抱える。今月25日投開票の神奈川、静岡両参院補選さらには来年夏の参院選で「安定政権」をかけた本戦が待つ。

なんというか事実誤認も甚だしい。「猛然とスタートダッシュ」って、鳩山はまだ国会も開いてなければ国民に対して所信表明すらしていない。実体のない政策変更「案」を提示しているだけ。例えればアドバルーンをボンボン揚げているだけに過ぎない

麻生政権のときは首相や閣僚が前向きな発言をするたびに難癖つけてきたくせに、菅直人の言うことは素直に拝聴という姿勢が実にわかりやすくて失笑を誘う

「国、地方を問わず公務員はこの点を厳粛に受け止めるべき」ってアホか。民主党はその地方公務員の利益を代表する自治労の支持を受け、組織内候補を多数送り込んで当選させているというのに。思想的には自治労よりさらに左の国公労だって同じこと。ヤツらと対決すること自体絶対にあり得ないのに、公務員組織の改革を口にしたところで「お笑い」にしかなるまい

まったくこの新聞はどこへ向かおうと言うのか。知らずに書いているのなら「アホ」と呼ばれる程度で済むが、地元が与党一色に染まったところで時の政権に媚びようとでも言うのであれば「下衆」に呼称が変わる。「権力の監視機関」が聞いて呆れる。どうせ小沢一郎は地元紙など一顧だにすまいに。愚かと言うか哀れと言うか

結局民主党が見据えるのは未だに選挙のみ民主党はいつでも「政策<政局」だ

何を根拠に言うのかって?

小沢一郎がイギリスから帰国して真っ先にどこへ向かったか?新人議員連中が、本来の仕事を放って日参するのはどこか?その答えを見れば明らかだろ
ポチッとな