カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

足りないからと言って削ったけど実はありました

亀井金融相「3兆円を超える規模が必要」 - 政治ニュース : nikkansports.com

 亀井静香金融担当相は14日のテレビ朝日の番組で、鳩山由紀夫首相が編成を表明している2009年度第2次補正予算について「(予算の見直しで執行停止となる3兆円より)もっと大型にやらないと(日本経済が)持たない」と語り、大型の景気対策の必要性を強調した。

 時期は「来年1月から2月初めに出ると思う。総理も同じ考えを持っている」と述べた。

 亀井金融相は「無駄な公共事業は絶対やってはいけない」と指摘した上で「社会資本整備はやらないと日本はボロボロになる」と述べ、太陽光発電や地方の防災公園、がけ崩れ対策を具体例に挙げた。

 番組終了後、亀井金融相は記者団に、補正予算の財源について「特別会計は宝の山で、20兆円ぐらいすぐに出てくる。場合によっては赤字国債も出すべきだと思う」と語った。(共同)

えーっと、、、(大きく息を吸ってー)
ならなぜ補正予算執行を停止した*1んじゃ!ボケッ
「大型の景気対策が必要」という認識はひとまず支持するし、削るだけでは景気に悪影響だからそれ以上の補正予算を組め、という発言の意図はわかる。しかし補正予算の執行停止は、政策実行のための財源確保が目的ではなかったのか?最初からほかに「宝の山」があるというのなら、そこからまず手をつけて緊急の景気対策は継続して執行した方が理に適っておろう。そんなものがあるのなら早く出せ。あるのか無いのかはっきりしろ!

本当にこの政権の経済政策は意味不明の矛盾だらけだ。「基金に積まれた複数年度にわたる事業予算は緊急性が無い上に使い道が不透明」などと非難しておきながら、それを削ってやることと言えば「内需が自然に拡大していく産業構造の変革」などというまったく具体性のない悠長な話。かと思えば、緊急の家計支援策として計上された「子育て応援手当」を削って、来年度からの「子ども手当」の財源にするとか、こんなの完全に麻生政権への当てつけだろ。「家計の直接支援による内需拡大」が政権の方針なら、どちらかを削るなんて発想になるはずがない。ヤツらが「国民第一」でないことの証明だよ、こんなもの

現在言われている「二番底」の懸念が現実となったとき、その主たる原因は「一旦停止して、再執行という二度手間をかけたための対応の遅れ」となることは疑いない。というか絶対二番底は来るだろうがね。当然だがその責任は政権与党にある
ポチッとな

*1:訂正。まだ国会すら開いていないんでしたw