カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

櫻井よしこさんの講演を聞く

昨日、北上市のさくらホールで行われた櫻井よしこさんの講演会を聞いてきた

「この国の行方」と題された講演で櫻井さんは、主に現在日本を取り巻く外交環境、ひいては米中の接近による日本の立場の変化などを直接取材による証言を交えながら紹介し、将来の日本と日本人の在り様について冷静に、しかし時に熱く聴衆に訴えかけていた。とくに中共の台頭とそれに伴う米国の日本離れに関する話では、櫻井さんの発する言葉のひとつひとつから強い危機感が伝わり、思わず身を乗り出して聞き入ってしまった

正直相当知識を蓄えていないと理解できないのではないか?と思われる話もチラホラあったのだが、極力誰にでも理解しやすいよう、平易な言葉を選んで問い掛けるように語る櫻井さんの話は、憲法改正等のある種大胆な論に踏み込みつつも概ね好感で迎えられたのではないだろうか。中でもわしが感じ入ったのは「同盟」についての話。共通の敵を有することが同盟の成立要件であるという至極当たり前のことを説明した上で、存在意義の揺らぐ日米同盟の現状を解説していた。「日米同盟は重要」で凝り固まっている意識を転換させるために、自明の理さえも一から丁寧に説明して理解を促す話術には流石と唸らされた

中共の宇宙開発は米国軍事の絶対的優位を崩すもの」「米国が既に中共の台湾併呑を視野に入れ太平洋戦略を練っている」「近く中共が西太平洋全域に艦隊を展開することで、米艦隊の行動は制約を受けるようになる」といった話はかなり刺激的なものだったと思う。しかしもともと危機感の足りないわしら日本人には時折このくらいの刺激を与えておいた方が良いのかもしれない

櫻井さんの話は中共の継続的な発展という「最悪の事態」を想定した米国の見方に基づくものだったが、わしの見解が櫻井さんと違うのは「遠からず中共は自らコケる」と見ていること。素人目線だから櫻井さんに対抗しようなんて気はサラサラないが、支那人がこのまま繁栄のときを迎えるとはわしにはどうしても思えないんだよなぁ
ポチッとな