カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

国債発行でストックを引っ張り出せ

党首級会合、8日に先送り=閣議直前決着目指す−経済対策(時事通信) - Yahoo!ニュース

 政府は7日、2009年度第2次補正予算案に盛り込む追加経済対策の決定に向け、同日に予定していた与党党首クラスらによる基本政策閣僚委員会の開催を 8日に先送りすることを決めた。財政支出を7兆1000億円とする政府案に対し、8兆円までの上積みを求める国民新党と合意のめどが立っていないためで、 8日午前の閣議までぎりぎりの調整が続きそうだ。
 平野博文官房長官が7日午前の記者会見で、「最後の詰めだ。(8日午前の)閣議の前に基本政策閣僚委を開くべく最後の調整をしている」と説明した。これに関し、鳩山由紀夫首相は7日朝、「景気が大変厳しいという(国民新党の)亀井静香代表の気持ちも分かる。ただ、われわれも精いっぱい積み重ねてきた努力もある。その中で最終的にきょう決めさせてもらう」と表明。8日の正式決定を前に7日中には国民新党と大筋で合意したいとの考えを示した。

つくづく肝心なことは何も決断できない連中だな。補正予算の執行停止しかり、「事業仕分け」しかり、普天間基地の移設しかり、来年度予算しかり、なんでもかんでも先送りで明日、明日、明日、明日、、、、。そのうち「12月を30日延長します」とか言い出すんじゃないか?w

追加の経済対策に関して、この期に及んでも鳩や藤井あたりは財政規律うんぬんを理由に「国債増発しない」と言っているらしいがこれぞバカの極みだ。緊急の景気対策のために立てられた麻生政権の一次補正の執行を停止して、それを財源に二次補正というだけでも意味不明なのだが、さらに国債増発せずにこれ以上一体何を財源とするつもりなのか?

そもそも現在の不況は金融機関に滞留している膨大なストックを引っ張り出してこないことには何一つ解決しない。40兆円を上回る需給ギャップ(供給超過)があるとされる今、8兆円程度の規模の政府支出では付け焼刃にしかならないだろうが、それでもやらないよりはやった方がマシに決まっている。しかしそれを補正予算の付け替えやら特別会計の見直しやらでやったのでは何の意味もない。ストックを引っ張り出して需要そのものを作らなければ、マクロ的にはやってもやらなくても同じことだ

それでなくとも例のモラトリアム法のせいで金融機関は負担を強いられることになるのだから、安定的な運用先としての国債増発はむしろ政府の責務とすら言える

繰り返しになるが「民間がストックを増やしてフローを減らしているのだから、政府はストックを引っ張り出してフローに回す必要がある」。それこそが「景気回復」「経済成長」そのものだ。なんでこんな単純なことがわからないのか?まったく理解できない

自民党はこの民主党政権の間違いを突け。民主党より先に国債増発(だけ)で国が潰れるってのは間違いでした。ごめんちゃい」と言ってしまえ。これを先にやった方が次に勝つ
ポチッとな