カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

まさにデジャブ

ガソリン税率維持で決着=鳩山首相、公約違反「おわび」−子ども手当は所得制限せず(時事通信) - Yahoo!ニュース

 鳩山由紀夫首相は21日、2010年度税制改正で最大の焦点となっていたガソリン税揮発油税)の暫定税率について「仕組みは変わるが税率は維持する」と述べ、同規模の新たな課税の仕組みに「衣替え」する形で実質的に維持すると決めたことを明らかにした。鳩山首相が同日、小沢一郎民主党幹事長ら政府与党の関係閣僚と協議した上で最終判断した。
 このほか、子ども手当の所得制限は「基本的に設けない」と語った。その上で、高額所得者を念頭に手当を寄付できる新たな仕組みを創設する方針を示した。ただ、子ども手当の財源確保の一環で検討している扶養控除の見直しは今後の与党間調整に結論を委ねた。
 民主党マニフェスト政権公約)で「暫定税率を廃止し、2.5兆円の減税を実施する」と明記したが、税収の大幅な落ち込みにより公約転換もやむを得ないと判断した。鳩山首相は「マニフェストに沿えず率直におわび申し上げなければならない」と述べた。
 暫定税率廃止を念頭に議論された環境税について首相は「1年以内に結論を出したい」として決着を先送りした。たばこ税については「増税あるべき」と改めて述べたものの、引き上げ幅の言及は避けた。

まあ小沢の意向に逆らえなかったと言えばそれまでだが、「仕組みは変わるが税率は維持」という国民を小バカにした発言に16年前の国民福祉税構想を思い出した人も少なくはなかったのではなかろうか。国民福祉税については拙ブログのこちらを参照

暫定税率の話はまったく国民福祉税構想の再現。違うのは税率が維持されることと、国民福祉税のときは消費税の目的税化プランだったのが、今回は逆に目的税一般財源化になっていることくらい。しかも暫定税率一般財源化は自民党時代からさんざん議論されてきた話。民主党はかつて「暫定なのだから廃止すべき」として「ガソリン値下げ隊」なる党内組織を立ち上げたり、マニフェストにも廃止を明記したが、それらはすべて反故にするつもりらしい。しかも今回は「先送り」したわけでもないのだから、廃止の見込みは完全に無くなったと言ってよい。つまり100%公約違反ということになる。とんだ詐欺政党もあったものだ

愚策という言葉以外思いつかないような話なのだが「所得制限を設けない代わりに手当を寄付できる仕組みを作る」って、何の意味があるんだよw。資産の移転先を振り替えるだけってこと?これこそ事務手続が増えるだけの完全無欠の無駄じゃないか。バカも3回休みごとくらいに言ってくれ

こいつら本当に細川政権と同じ道を辿ろうとしているようにしか見えない。ちょっと共通点を探してみるとこんな感じ

  • 非自民と政権交代だけを掲げて大同団結し政権奪取
  • 家柄が良く物腰は柔らかいが、八方美人的で決断力に欠け金絡みの疑惑が尽きない首相
  • 実権を握るのは内閣の一員ですらない党役員
  • 場当たり発言を繰り返し、市場に混乱をもたらす財務担当大臣
  • 発足時の支持率は70%超だが短期間に急落
  • 減税を宣言しつつ同時に「財源確保」のために増税を画策

まあ兄弟のようにそっくりだわw。もっとも「党役員」と「財務担当大臣」は同一人物だけど

、、、、とか言いつつ、明日には鳩が全然違うこと言い出しちゃったりしてなwwwwwww
ポチッとな