カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

TPPについてちょっとだけ

完全に放置プレイ状態だったが、TPPについてちょっとだけ言いたいので突如更新

当然のことながら、わしはTPP参加に反対。大反対。理由は「日本の農業がダメになるから」などではなく、日本の産業構造そのものを破壊する亡国の政策にほかならないから

TPPは農業のほかにも全部で24もの項目について、「アメリカからの」参入障壁をとっぱらおうという実に乱暴な協定だ。その意図するところは国内で失業者が急増し、大衆の不満が政府や大企業に向かっているアメリカが、日本という巨大な「外需」に目をつけ、食い物にしようと企んだものに過ぎない

それをどういうわけか日本のマスメディアはこぞって参加に導こうとしている。あるものは「産業のグローバル化」「自由な貿易の実現」、またあるものは「米国との同盟強化」「米国傘下での新たな国際的な枠組み作り」なる幻想の理念を掲げて

だがしかし、TPPで自由化を図る分野には「投資」が含まれている。日本のテレビ局や新聞社は電波法や特殊指定に守られ、これらの分野への外国からの新規参入は非常に困難となっている。しかしTPPが締結されれば、これらは取り払われるべき「参入障壁」にほかならず、容易に米国資本の参入を許すことになる可能性は十分にある

もしもそのような事態に至ったとき、豊富なエンターテインメントコンテンツを抱えたアメリカのテレビ局に日本の民放各局は対向する術をもつだろうか?あるいは優良な経済情報を満載したウォールストリートジャーナルが50円で駅売りされることになったとき、日経新聞は太刀打ちできるだろうか?

愚かな日本のマスメディアよ。没落のスピードを自ら速めている、その自覚は無いか?