カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

バブルバブルってうるせえんだよ!

この半年続いてきた株価の右肩上がりが一旦止まり、いわゆる「調整」の時間に入った途端(シナや米国の動向とリンクしているのだが)、やれアベノミクス崩壊」だの「サギノミクス」だの言い出す人たち。その主張の根拠を探ってみると「所詮はバブル」などという言葉が出てくる

こういう人たちに聞きたいのだが、「バブル」って一体全体何のこと?90年代にあった所謂「バブル経済の崩壊」という単語に植えつけられた強烈な悪印象のせいか、訳もわからずただただ「バブル」を悪玉に仕立て、その仕掛け人たる安倍首相に悪のイメージを刷り込もうとしているように見える

アタクシはあえて言いたい。それが例え「バブル」だったとして株式投資バブルであるなら一体何が悪いのか

この20年あまりの日本経済の最大の問題は「資金が投資に向かわないこと」だった。金融機関はリスクを避けて預金の運用を日本国債に振り向け、非金融企業は債務の返済に明け暮れ、国民はひたすら蓄財に努めた。その結果が長く続く景気低迷だろう。それが大規模な金融緩和に、安倍政権の打ち出す政策に対する期待感が相まって大きく投資に向かった。結果株価は上がり、金利も上がり、円の対ドルレートは下がった。それがこの半年の動き

これまでどんなに市場に資金を投下しても、結局は国債運用にまわって実体経済に何の好影響ももたらさなかったことを思えば、資金が投資に向かう動きを誘発したというだけでも、それは正に慶事というべきで、それが一段落した途端に全面否定に走るなど言語道断、無知蒙昧の為せる業としか言いようがない

本格的な景気浮揚はこれからの財政出動による需要創出にかかっている。それには今年度の本予算はあまりに中途半端。被災地復興という大義名分のある今こそ、各種インフラ整備を目的とした大型の補正予算を組むべきと考える。無知の輩の戯言に付き合っているヒマはない