亀田大毅判定負けで王座防衛
もうタイトルの時点で意味不明だが、これが事前から決まっていたルールに基づくものであれば別に問題はない。しかし、実際には対戦相手のソリスがウエイトオーバーで失格した時点で1)亀田勝利の場合はタイトル統一2)ドローの場合は亀田のみ防衛で王座移動なし3)ソリス勝利の場合は両王座空位、とアナウンスされていたのだから、亀田のIBFタイトル防衛は「意味不明」としか言いようがない。まして「あの亀田」が絡んでいるのだから、裏に何かあると勘繰られても仕方あるまい
試合内容も酷いものだった。一言で言えばソリスの完勝。試合は終始ソリスのペース、ソリスの距離で進められ、亀田は実質何もできなかったと言っていい。あれで判定時には手を挙げて勝った気でいたのだから、まったくおめでたいヤツだ
それにしても亀田兄弟はどこまでボクシングの権威を貶めるつもりだろうか?ピークを過ぎた相手や下位ランカーばかりを相手にして「世界戦」を繰り返し、強い相手との対戦はケガだ減量苦だと言い訳して転級により回避。これを繰り返すことで複数階級「制覇」と言い募る。タイトルにこだわらずビッグマッチを重ねる世界の強豪のトレンドには目もくれず、日本国内の素人相手にしか通用しない「実績」を積み重ねるやり口にはつくづく辟易だ
TBSと亀田家はこれ以上ボクシング界を食いものにするのをやめろ