カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

脹脛(ふくらはぎ)痙攣考

今朝は水曜日に引き続いてリカバリーのための軽いジョグ。走り始めてみると腿裏が痛い!重い!

あらためてフルマラソンで負ったダメージの大きさに呆れつつも、えっちらおっちら30分の緩ジョグをこなして終了。アクティブレストとは言うものの、痛みを堪えてまで走るのはしんどい。しかし、それでも懸念された腸脛靱帯炎の症状が出なかったことにはホッとした。まあ、実のところはもっと長く走ってみなければわからないけど(-。-;

フルマラソンの経験を活かし、次につなげるため、今のうちに考えておきたいのは「脹脛の痙攣をどのように防ぐか?」

これまで練習で30kmを超える距離を走っても、少なくとも走っている最中には一度も出たことの無かった脹脛の痙攣が、アップルマラソンではわずか25kmを過ぎたところで出てしまった。これはそのまま放置して対策を怠ったままにしては、次のレースでもまた同じことを繰り返す可能性が高く、それは絶対に避けたいところ

もともとアタクシは脹脛を攣りやすく、さらに肝機能が低下してからは、その影響で余計に攣りやすくなっている可能性があることを医師から指摘されたこともある

では脹脛はなぜ攣るのか?

調べてみると、水分の不足、塩分・マグネシウムなどのミネラルの不足、睡眠・休養の不足、脹脛の酷使など、さまざまな原因が言われているが、どうやら本当の原因はまだ解明されておらず、どの説も文字通り脹脛痙攣の一説に過ぎないということらしい。では自分の場合どうだったのか?

アップルマラソン当日は睡眠時間7時間。スタート前に切り餅に醤油をつけて7個食べ、ほぼ通常通りに朝食も摂った。加えてレース中は塩飴を2個、経口補水液OS-1、スポーツようかん2個、エイドのアミノバリュー、両足痙攣後にコムレケア4錠を摂取・服用している。それでも一時痛みが軽減することはあっても、ゴールまでほぼ間断なく痙攣が続いたことを考えると、睡眠、水分、ミネラルの不足が原因とは考えにくい

そうなると残る原因は脹脛自体の酷使。臀部や大腿の大きな筋肉は鍛えていればそう簡単に痙攣するようなことはないが、スネや脹脛、足指などの小さな筋肉は長時間の運動に耐えられない。そのことは岩本能史氏の著書でさんざん頭に叩き込み、練習ではひたすら大腿を使うことに注力し、ランニングフォームもそれを意識して変えてきたつもりだったのだが、不十分だったのではないか?

走るときに脹脛を使ってしまうのは、着地した足が地面を離れる際の動きによる、らしい。通常足首の角度は膝下に対して90度以内に保たれており、その範囲であれば脹脛が大きく収縮・伸長することはない

走るときには着地した足の前方に上半身を押し出す力が働き、それと共に足首の角度は鋭角になっていく。するとその足を引き戻すために腹部、臀部、大腿部の筋肉が収縮し、足が地面を離れるのだが、問題はそのときの足首の動き

このときより大きな推進力を得ようと足首で地面を蹴ってしまうとつま先が後ろに流れて足首の角度が大きくなり、脹脛が必要以上に収縮する

短い距離ならこれでも乗り切れるが、フルマラソンのような長距離になるとこの収縮運動の連続に脹脛の筋肉が耐えられず、痙攣に至る、というメカニズムらしい

そこで自分がどの程度脹脛を使って走っていたのか確かめるため、水曜のジョグでやってみたのがこのテーピング

足首の角度を90度にした状態で、キネシオテープをスネと足の甲に渡して貼ってみた。この状態で走って足首の角度が90度を超えるとテープが伸びてテンションがかかるのですぐに意識できる、という寸法

この状態でゆっくり走ってみてわかったのは「すげー蹴ってる(-"-)」ってこと。走っている間始終テープにテンションがかかり続け、スネの毛がガッツリ抜けたw。これじゃ保ちませんわ。納得

もうひとつ気になったレース後の膝の痛み。この原因については、ここ数カ月で750kmほどを走りこんできたLYTERACERのソールにそのヒントがあった

踵の外側が消しゴムのようにすり減っている( ̄◇ ̄;)。これは骨盤が後傾して重心より前で着地している証拠。自分ではずっと前傾させているつもりだったのだが、おそらく疲れてフォームの意識が薄れると自然とこうなっていたのだろう。やはり生まれてこのかた数十年の癖になっている猫背をなんとかせニャ(ฅΦωΦ)ฅ

これにより今後の練習方針は固まった

  • これまで以上に姿勢を意識。肩甲骨を寄せて胸を張り、骨盤前傾
  • 足首で蹴らずにつま先を上げる。足の運動は円形をイメージ

これらの基本に立ち返って、フォーム固めからやり直し、次回の快走につなげたいと思う!

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