前傾姿勢って必要なのか?
前日仕事で帰りが遅くなった(といっても大したことはない)せいで、やや寝不足気味に5時15分起床。まぶたも重いが、脚が重い。前夜までのモチベーションはどこへやら。どんよりした気分で外へ出た
外気温はプラス2度と低いが、走るのにはまったく支障ない。さて行くか、と歩み始めてから、いつものヘッドホンを忘れたことに気づく。部屋に戻って取ってくればいいだけだが、せっかく走る決心がついたところでそれも面倒くさくなったので、そのまま本日はノーミュージックで行くことにした
脚が本当に重くて今日はつなぎでもいいかな?と妥協しかけたが、こういうときこそキツイトレーニングを積まないでどうする!と意を決して岩山方面へ向かう。水曜日は岩山ロードワークの日。よほどのことがない限りこれは曲げずに行きたい
1kmも行かないうちにヘロヘロになったが、100kmウルトラマラソンではこれ以上のヘロヘロ状態で何十キロも走ることになるんだろうな、と想像しながら走り続ける
もう歩いちゃおうかな?
どうせウルトラでもキツイ登りは歩くだろうし
心の声に負けそうになるが「岩山では歩かない!」と意地だけで走りを止めず、ペースはボロボロだったもののなんとか展望台まで5kmを走りきった
あとはひたすら下るだけ。なるべく全速力を心がけて走るのだが、なかなかピッチが上がっていかない。無意識のうちに身体が後ろに引っ張ってブレーキをかけようとする。スピードを落としたがる脳に負けないようにと身体を前傾させようとするが、転けそうになって危ない。このとき、ふと所謂「前傾姿勢」というやつに疑問をおぼえてしまった
ランニングの指南書やなんかで「前傾姿勢の作り方」として、よく
こういう図を見るんだけど、実際のところ自分でやってみて、本当にこんなに前傾して走れますかねえ?
それとこの写真の人、カカト上がっちゃってんだけど、これでいいのかしらん・・・
坂道の上りだと直立よりは斜面に対して若干鋭角に立たないことには前へ進んでいかない。これはわかる
しかし下りやフラットな道ではそうもいかない。とくに下りで前傾姿勢をとると脚が前に出すぎて膝の負担が大きくなりすぎるし、脚を前に出さないようにするとピッチが速くなりすぎて早々に疲労してしまう
上半身で先導して下半身の負担を減らす意図はわかる気がするけど、だったらほぼ直立でも別に問題ないんちゃうんかねぇ?
比べるのもどうかと思うけど普通に陸上競技の中継なんか見てても、みーんな突っ立って走ってたような気がする。でもこれも速すぎてわからないだけで、本当は前傾してるんでしょうかねぇ?例えば
前傾、、、してるのかねえ?骨盤は前傾してるけど、下がすぐに追いついちゃうからわかりにくいのかねぇ?、、、ってボルトかよ
てなことを考えながら必死に走るうちに家に到着
しかし骨盤前傾といい、腕振りといい、着地の仕方といい、ネット上に溢れる「情報」は百家争鳴状態でどれが正解なのかさっぱりわからない。結局のところ自分が信じたいものを信じる、というオレ様体質の出たとこ勝負になっちゃうんだよなー
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