佐倉朝日健康マラソンふりかえり 最終回
復活を目指して今朝は1km×4本のインターバル走に挑戦してみたけど、2本で限界(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ。やっぱり起伏だ。ひとまず起伏走で心身ともに鍛え直さねばならん、と思いましたとさ
さて、いい加減賞味期限切れの佐倉ふりかえりも最終回
中盤〜地獄の後半戦
25kmを過ぎて攣りの兆候が出始めた右ふくらはぎをなるべく使わないように真下着地を心がけて行く。気がつくとピッチが落ち、ペースダウンしていた
サイクルロードの細い道を進むが脚の筋肉が言うことを聞かない。少しでも楽に、と思って身体を前傾させようとするものの、今度は右の大腿四頭筋がプルプルと震えだす。さらにペースを落として様子見するが、治りそうな感じはない
27km通過。並木の桜が少し咲いている。しかしアタクシには花を愛でている余裕などなく、右に続いて左のスネに突っ張るような痛みが出てきていた
新しい痛みが出るごとにペースを落としていたら、もう歩きとほとんど変わらないペースにまで落ち込んでいた
風車の横を通過。写真のアングルを気にする余裕もない
28.5kmの関門通過。脚の痛みで半ベソかきながら前へ進む
沿道はすっかり春。しかしこちとら花を愛でる余裕も最早ござりませぬ
ちょうど30kmに達したところで4時間のペーサーに追い抜かれた。少しだけついていこうと試みたけど、1kmも保たず。さよならーさよならーさよならーああー(オフコースだけどコースオフはしない)
4時間ペーサーがどんどん遠ざかり、脚の売り切れを悟る。完売。ソールドアウト
はっちさんとお会いしたのはこのあたりだったでしょうか?(記憶ががが)オークさんに写真を撮っていただいた後、その傍にいた方にハッと気付いて「はっちさんですよね?」って声かけたような、そんな記憶
撮影:オークスポーツ
34kmの関門通過。ここがスタートなら十分4時間に間に合うけど、今の脚では絶対ムリだ!つーか考えてることが意味不明
給食所は全部歩いてゆっくり食べる。もう急いでも仕方ないw。しかーし!ここでアタクシは言いたい
ゴミはゴミ箱へ!
参加者の人数に対して、全体的にゴミ箱が少なくないか?というのは前半から思っていたけど、給水所との距離も含めて再考してもいいんじゃないかと。ゴミ箱と全然違う方向に投げ捨てるような人は論外としても、ゴミ箱からこぼれたコップが田んぼに転がってるのはなんだか悲しかったですよ
35kmを過ぎてから内転筋にも強い痛みと攣りが出始めた。どこかをかばうと別の場所が攣る、という状態の繰り返し。それでも完全に止まると強く痙攣してしまうのは経験上わかっているのでゆっくりでもいいから動く。どこかが痛んだら少しずつ負荷をかける部位を変えたりしながら、決定的にダメにならないように走り続けた
そして38km、事前にコース動画で確認していた不整地キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
でも思ったより全然走りやすい。これクラウドでも大丈夫だったんちゃうか?と思うが後の祭りアフターザフェスティバル。つーかむしろアスファルトより着地衝撃が小さくて痛みが和らぐので、少しペースアップできた
たぶん39kmの手前くらいで最後の給食所。ここではパウンドケーキをゲッツ(σ゚∀゚)σゲッツ!! 甘ッ!旨ッ!
脚筋のあちこちが爆発寸前。さらに右足の親指あたりもジンジンと痛む。レース後に見たら爪が真っ黒になっていたので、シューズがイマイチ合ってなかったのかも
39km到達。あとたったの3.2kmなのに果てしなく遠く思える
40km通過。あと2.2km〜(:.;゚;Д;゚;.:)
スタート地点に近いところまで来たことはわかるのだけど、なかなかゴールが見えてこない。つーか風景が変わらないw
41kmを過ぎて、ついに競技場へと向かう上り坂に入る。本当はこの坂が最後の試練になるんだろうけど、ペースが落ち切ったアタクシにはあんまり関係なし。ここはとにかく最後まで歩かず走り抜こうと決める
坂を登りきる手前、コース上で何度も声援を送ってくれたカエル仮装の方がまた声をかけてくださった。しかも声をかけるだけでなく、少しばかり並走まで。この方どなただったのでしょう?応援ありがとうございました。すごく力になりましたm(_ _)m
42km!沿道の「ヒヨコがんばれ」の声援に少しでも応えるべく、ヒヨコの羽を両手でつまんでパタパタと羽ばたかせながら走った(アホや)
ゲートが見えたーピヨ。もうすぐゴールピヨ
ゲートにだまされたーピヨ。ゴールはまだ先だったーピヨ
長く苦しかった。でも楽しかった佐倉マラソンももうすぐ終わり。タイム?なにそれ美味しいの?
そしてー!感動のゴルゴルゴ〜ル
ゴールタイムは初めての4時間超え。これまでの記録を約20分更新するぶっちぎりのワースト記録
ゴール後、チップを外してもらったあと、導線がわからずウロウロしていたらオークさんに声をかけていただき、少し歩きながらお話し。たぶん「ダメだー」とか「攣ったー」とかグダグダとしょーもない自分のダメっぷりを話してしまったかと(-。-;オークさんすみませんでしたm(_ _)m
ひとまず荷物を取りに球場へ行き、着替えたら陣地へ行ってみるつもりでオークさんとここでお別れ。着替え場所にはありがたいことにイスが置いてあったので、座って着替えてそのまま放心( ゚д゚)
たぶん10分ほどで意を決して立ち上がり、競技場を出ると、某黄熊の正装に身を包んだだれやねんさんと会った。「今日はダメだった」というだれやねんさん。いや、その格好はさすがにキツイっしょ
棒のようになった脚をひきずって階段を昇り、朝の陣地へと向かったが、すでに陣地は撤収した後。しまった。遅過ぎたガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
まだご挨拶もしてない方が何人もいたのに、会いたい方もいたのに。お互い本名も知らず、連絡方法もないので心残りではあるものの、そのまま帰路につくことにした
駅までのシャトルバスへ向かう道では、ゴールを目指して苦闘を続けるランナーの方々がまだまだ続々とやってくる
「がんばれ!あと少し!」思わず声をかけながら、バス停へと歩を進めた
帰宅後、スタート前にトヨチンにいただいた小袋を開けると、中には鹿児島のお菓子・かすたどんと素甘が。どちらも佐倉の名物ではないと思うけど、自分にとってはこれが佐倉みやげ
結果はしょっぱかったけど、アタクシ初の関東遠征はおかげさまで甘い思い出になったんでないかな?
おわり
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