カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

どうなる?プロ野球界

プロ野球パリーグ近鉄オリックスの合併がパリーグ理事会で承認されたとのこと。ただこの問題、マスコミとファン、球界関係者とでは論点そのものにズレが生じている模様だ

マスコミや球界関係者が問題にしているのは合併後のリーグ運営法。パリーグを5球団で運営していくのか、またそれが可能なのか?あるいはこれを機にセリーグを含めた球界の再編を行い、1リーグ制をスタートさせるのか?はたまた韓国、台湾球界を絡めた極東リーグ構想が動き出すのか?こうした日本球界全体の今後が主な論点となっている

対してファンの方は「伝統ある球団が無くなる」「地元の球団がなくなる」「昔からのひいき球団が無くなる」という言わば感情的な問題を論点にしている

報道を見ているとファンは合併に反対な人が大半、という印象を受けるがこれは果たして事実だろうか?わしはプロ野球を面白くするための再編なら大歓迎なのだが、同じように思っているファンも少なくないのでは?まあ地元にフランチャイズのない田舎者だから言えることかもしれないけど^^;

ただオーナー連の思惑だけを通すような改革にはしないでほしい。ただでさえプロ野球フランチャイズは大都市に集中しているので、球団数が減ることで地方での野球興行が少なくなるようだと、長い目で見たときファン人口の減少を招きかねない気がする。今はテレビの多チャンネル化のため、さまざまなスポーツを手軽に観ることができる。選択の余地が多数あるため人々の関心を野球に向けるのは以前よりずっと困難になってきていると思う。目の前の収入だけを目的にした地方無視の姿勢を見せれば、必ずやファンの心は野球という競技そのものから離れていくことになるだろう

わしの考えるファン離れを防ぐキーワードは「身近さ」だ。球団が地方に分散し、選手が地域社会にとって身近な存在になれば、将来日本球界がメジャーへの登竜門化したとしても、「おらが町のメジャーリーガー誕生」を応援する楽しみができるではないか。身近な存在が世界のスターへと成長していく過程は、きっと少年たちの夢をも育んでくれるはずだ