カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

やくみつるってそんなにエライの?

参院選の結果を受けて、早速TBSの筑紫哲也ニュース23ではバックに「小泉自民党敗北!」の文字を置いての放送。スゴイあからさまな印象操作。極左偏向番組の面目躍如というところか

あらためて各党の獲得議席数を冷静に眺めてみればわかることだが、はっきり議席が増減したのは民主党共産党のみ。あとは軒並み議席数維持となっている。自民党が失った議席はわすかに一つだ。自民党民主党に対して敗北したことは事実だが、それを言うなら2ケタも議席を減らし最大の敗北を喫したのが共産党であることも強調したらどうなんだ?シンパの敗北は認めたくないのか、あるいは同志の傷はそっとしておきたいのか(失笑)

それはさておき、以前から気になっていたのだが、新聞報道において、ときおり「識者」と呼ばれる人物にコメントを求める場合がある。その中で、漫画家のやくみつる共同通信が好んで起用する人物の一人だ

おそらく「識者」を大まかなジャンル分けをした上で、記事の内容に合わせて適宜ピックアップしているのだろうが、やくはなぜか政治や社会問題に関するコメントを求められることが多い。それでいて大したコメントができるわけでもなく、思想は偏向している

原則から言えば、コメントはあくまで事象に対する感想あるいは見解に過ぎないので偏向していても一向にかまわないのだが、なんでやくみつるなんぞに政治の話題を振るのか、人選に疑問が残る

ちなみに今回の参院選の結果についてのやくのコメントは以下の通り(7月12日付岩手日報夕刊より)

共産党が減った分民主党に流れただけ。イラク、年金で不満が噴出していてこの程度か。もっと切り崩せなくてどうするの、という気がする。民主党政権担当能力、現実的な対応を気にするあまり、野党としての性格がはっきりしないのでは。こんな失政続きの時は反対野党でいい。それにしても投票率が低い。有権者の半分はどうしようもない連中だ。「棄権は怒りの表現」なんて甘やかしすぎ。公共サービスを受ける資格のない人たちだと思う。

何様なんでしょう?この人。自分の考えが日本の大多数を代表している「はず」とでも思いたいのだろうか?だとしたら大した夢想家だ。「失政続き」と言うが、失政かどうかを判断するのは国民だろう。投票率の低さに憤りを見せるのは、「投票」=「野党票」と思い込んでいる証拠。有権者の半数が「どうしようもない」と思うのなら、そのどうしようもない連中が投票したとしても、それがやくの思惑どおりになるとは限るまい。やくにとって「とんでもない」結果になるかもしれないじゃない?「どうしようもない」連中の票なんだから

しかしやくみつる如きがこんな大上段に立って物が言えると思っていること自体笑える。本業では「がんばれエガワ君」という明らかなパクリでキャリアをスタートし、今に至るもさしたる代表作もない程度の漫画家なのに。やくが「どうしようもない」と断じた人の中にはやく自身の読者もいることだろう。そこまで考えが至らないのかね?なんなら彼らの意識を変えられるほどの力のある作品を描けばいいではないか。言論人を気取るのはそれからでも遅くはあるまい?そうだろ?はた山ハッチセンセエよ!