意味無いジャン!CPRM対応DVD-R
いつものようにWATCH IMPRESSのAV WATCHで最新情報をチェックしていたらこんな話題が
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20041119/cprm.htm
DVD-RメディアがCPRM対応となったことで、対応DVDレコーダではVRモードでデジタル放送のコピーワンス放送録画が可能になる。
CPRMとは「Content Protection for Recordable Media」すなわち記録メディアの著作権保護機能のこと。BSデジタル放送や地上デジタル放送の番組の多くは著作権保護の名目の下、コピーワンスという複製防止処理が施され、従来のDVD-Rには録画することができなかった。そのためコピーワンスの番組は、-Rメディアに比べて高価なCPRM対応DVD-RWもしくはDVD-RAMに記録するしかなかった
CPRM対応のDVD-Rメディアの登場は、デジタル放送記録時におけるメディアの選択肢が増えることが最大のメリットなのだが、基本的に書き直しができないので、用途は保存用に限られる。とは言え、普及すれば通常のDVD-R並みに値下がりすることが予想されるため、本来ならばユーザーにとって歓迎すべき事だ。が、どうもそう手放しには喜べない模様。理由は次の記述
しかし、対応レコーダ以外の機種でCRPM対応DVD-Rを利用すると、再生できないほか、ディスクが使用できなくなったり、取り出せなくなる問題が発生する可能性があるとして、各レコーダメーカーが注意を呼びかけている。
再生するだけでメディアが破損したり、機器に不具合が出るってどういうこと?そんな危険なメディアってアリなのか?ヘビーユーザーの中には何台かのDVDプレーヤーを使い分けている人もいるだろうし、カーナビで録画したDVDを楽しみたいというニーズもあるだろうに、間違ってディスクを入れて再生してみただけでディスクが取り出せなくなったり、せっかくの記録がおじゃんになったりするようなメディアなんて、一体誰が使うんだ!結局このメディアを使う人は、録画した機器でしか再生しない人に限られてしまうことになる。そんなバカな!!こんなもん意味あるか!
こんな重大な問題があるのに、そのまま商品化しようというメーカーの神経が理解できない。この仕様を十分に理解した人にだけ使わせるつもりか?だとしたら一体何様なんだ!?
この手の話がまったくわからない人だってDVDレコーダーを買うかもしれない。そういう人が「録画したよ」と言って誰かにDVDを貸して、相手のプレーヤーを故障させるような事態になったらどうするんだ。自己責任でごまかすのか?それとも修理の需要が増えて、業界が潤うってか?
こういうユーザーをバカにした、わけのわからん規格をだまくらかして売ろうという根性が許せん。せめて故障したりデータが吹っ飛ぶなんて不具合がないようにしてから発売しろ!