カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

中共の反日教育に改善要求

Yahoo!ニュース
町村信孝氏は外務大臣に就任以来、当初から期待されている対北鮮外交のみならず、対中・対韓などでも相手国の不当な要求にも毅然とした対応を見せ、なかなかに気骨ある人物なのではないか、と個人的に評価している

その町村外相が4日の参院予算委員会中共の歴史教育について「改善すべきは改善するよう求めていく。中国外相に会う際も具体的に提起したい」と述べた。彼の国における歴史教育の異常な実態を鑑みれば当然とも言えるのだが、日本の外相がはっきりと中共の歴史教育への改善要求を口にしたのはおそらく初めてのこと。共同通信の記事にも

歴史教育で日本側から中国に問題提起するのは極めて異例

(中略)

外務省筋は「事務レベルでは、(中国側に)愛国教育というのが抗日とほぼ同じになっている、と指摘しているが、知る限りでは例がない」としている

とある。情けない話ではあるが、公の場で堂々と、日中両国歴史教育における中共側からの「一方通行」の停止を宣言したことは大いに評価したい

もっともこの要求の具体的成果を期待するのは、支那において共産党独裁が続く限りほぼ無理だろう。なぜなら彼らの政権の正当性を保証するものは、抗日戦「勝利」の過去と武力以外に無いからだ。宗教を否定する支那共産党政権には「日本軍という極悪非道の賊を支那の地から追い出した」という精神的基盤が必要不可欠だ

国民の不満の原点は常に「日本の侵略」のせいであり、改善の恩恵はすべて共産党のおかげ、ということにしておかなければ、たちまち国民の求心力を失って政権は瓦解することだろう。故に「愛国=抗日」という構図は絶対に崩すことはできない

具体的な成果は期待できないが、アピールすることには日本政府にとって大いに意味がある。反発食らおうがなんだろうが、奴らには「より大きな声」で対することでしか主張を通すことができないのだから