カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

筑紫センセーの見た「教科書検定騒ぎ」

これを「騒ぎ」と言わずしてなんと言う、という状況なのだが、から騒ぎに見えてしまうのはわしだけではあるまい

この騒ぎで「問題」とされているのは例によって扶桑社の教科書のみである。毎度の如く「アジアの国々から反発が」とか「負の側面を記述しない」とか「歴史を歪曲している」とかの言い方なのだが、新聞各紙やテレビの言う「アジアの国」「周辺国」「お隣りさん」とは中共南北朝だけを指している、という事実だけははっきりさせておかなければなるまい

歴史教科書は、歴史を学ぶことで自らのアイデンテティーを確立し、国民としての誇りを育てるためのもの、とわしは考えている。また、その目的のために多少の脚色を加えることも、史実を甚だしく逸脱しない限りは許される、というのが世界各国の歴史教科書におけるスタンダードとも理解している。そもそも教科書の検定はまったくの国内固有の問題。他国がどう言っているかなど関係が無いし、無視して構わないと思うので、ここでは内容に関しての詳述は省略する

問題は国内メディアのどうしようもなくバカな言説の方。その中でもバカさ加減に拍車のかかっている筑紫哲也大センセーの発言を取り上げてみる

昨晩のTBSテレビ「筑紫哲也NEWS23」で、キャスターの筑紫哲也氏は「向こう三軒両隣」というタイトルでこの「問題」を日本が目指す国連安保理の常連理事国入りに絡め、次のように発言した

国連安保理の常任理事国に入ろうということで、これから多数派工作をやる、遠い国にODAをばらまいたり、いろんなことをやるわけですけれども、ご近所はあんまり日本がそういうものになることに賛成してない気配を示しております。ご近所とうまくいかないでどうやって世界とうまくいくのかと思います

この「ご近所」とは当然中共南北朝鮮のことなのだが、これらの国に信頼を得られないから日本はダメと言いたいらしい

そうまで言うからには「日本は嫌われ者」という確たる根拠に基づいて発言しているのだろうと思うが、それならば筑紫氏に問いたい。現在常任理事国の地位にある中共は、果たしてご近所とうまく付き合っているのか?と。旧ソ連やインドと幾度と無く国境紛争を起こし、ネパールやブータンに軍事的圧力を加え、南沙諸島を不法占拠してフィリピンの主権を脅かし、台湾への侵攻を企てている、、、これ全部、今現在国連でアジアを代表している国家・中華人民共和国のことなのだが、それは全部無視して日本人は自己反省だけをしていればよいと?「向こう三軒両隣」に対して傍若無人のふるまいを続けているのは、その「ご近所」の方ではないのか?

続けて筑紫センセーはこんなことまで言っていた

一方で教科書の問題、特に領土問題というのは竹島であれ尖閣列島であれ北方領土であれ、それぞれの国が自分のものだ主張すのはある意味では当たり前であります。だとすれば、そういうぎくしゃくを前提にしても将来の関係をどうやって作るのかということをきちんと考えないことには、ただ冷静にすればいいとか、ただ黙殺すれば良い、一方でいきり立てばいいということでは、隣近所の付き合いは出来ないわけでありまして、この辺のことを本当にじっくり考えないと日本はひどいことになりますし、孤立してしまいます

いきり立って騒いでいるのは「ご近所」。じっくりと考えなきゃいかんのも「ご近所」でしょ?まあ焚きつけたのはあんたのお仲間なんだろうけど

どうせなら国連加盟国を対象に日本、中共南北朝鮮で人気投票をしてみりゃいいんじゃない?そうすりゃ国際的に見てどこが嫌われてるのかすぐにわかる。教科書も同様で、日本の扶桑社の教科書中韓の国定教科書を世界中で公開して、どこが一番事実に基づき、バランスある記述をしているのか世界の人に判定してもらえばいい

そうでもしなけりゃ「ご近所」の物言いがいかに狂っているかもわからんのでしょ?筑紫センセーは

それともわかっててやってんですか?センセー