カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

兵隊さんよありがとう

日本人はとかく「軍隊」というものに対してのアレルギーが強い。戦後このアレルギーがあまりに過敏になりすぎたせいで安全保障を論ずることさえ困難にしてきたのだが、そろそろそんな馬鹿げた固定観念は捨て去った方が良いと思う

政党政治とマスコミ - Dr.マッコイの非論理的な世界より

例えば憲法9条を信奉している人のなかには「たとえ自分たちが他者から危害を加えられる事になっても、自分たちは他者に対して決して危害をくわえないまでの覚悟」なんて恐ろしい事を言う人までいる。そんな、国民全体を危険に巻き込むような思想のほうが、我々を他者から守ってくれる軍隊よりもはるかに危ない

まったくおっしゃるとおりだと思う

これで思い出したのが筑紫哲也が口癖のように言う「最終的に軍隊は国民を守ってくれない」という主張。筑紫センセーはまるでこれが当たり前で、世の常であるかのように口にするのだが、どうやら彼の主張の根拠になっているのは沖縄戦での生存者の証言だけのようだ

沖縄戦で日本の将兵が住民に自決を命じた」「住民を守らず、逆に先頭の矢面に立たせた」というヤツなのだが、この手の話には戦後の恩給需給資格等の繊細な問題が関わっており、すべてを事実とするのは無理がある。しかし仮に、百歩譲ってこれを事実としたとして、長い歴史の中の一戦闘の事例をもって、これを普遍的なもののように語るのはあまりにもおかしい

結局のところ、宗教にも似た反戦イデオロギーで強烈なバイアスがかかっている上、筑紫センセー自身の沖縄への偏愛が加わってこんなおかしな発想になってしまっているのだと考えられる

普通軍隊というのはその国の誇りであり、その実力がほとんど国力とイコールで語られることも多い。軍隊が「ただの戦闘集団」あるいは「無法者集団」などと考えるのは、せいぜい日本の極左勢力くらいのものだろう。彼らに決定的に欠けているのは、軍(武人)への敬意である。自らの生命を賭して、国民の生命と財産を守る義務を負った軍隊というものに(自国、他国を問わず)もう少し敬意を払って発言すべきだろう