カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

あまりにもプライベートなお話

今日は「TVタックル」を観る気分ではなかったので、何気なく「キスイヤ」を見ていた。普段は何てこともなく見ていた番組なのだが、今日の最後に登場したカップルが個人的にあまりにも痛すぎて見ているのがつらかった

このカップルは彼女が28歳で彼が22歳。名古屋に住む彼は沖縄の宮古島出身の彼女に結婚を申し込む。彼の希望は彼女が自分の地元である名古屋に嫁ぐこと。しかし島に戻って親孝行したい、店を持ちたいという夢を持つ彼女は別れを切り出す

これってわしとわしの前の相方の状況にそっくり。わしは岩手、相方は北九州。両親の近くで仕事を続けたいという相方に、わしは嫁に来て欲しいと言った。要は彼女の側に「仕事以外何もかも捨ててくれ」と言ったのと同じなわけで、今思えばわしも大胆な要求をしたものだ。それでも彼女の両親は一応了承してくれたし、わしは大丈夫だと信じていた。しかし彼女の結論は「別れ」だった。わしも簡単に納得したわけではなかったが、わしが彼女に結婚を迫った時点ですべての判断は彼女に委ねられていたわけだし、結果その方がお互い幸せになれる、という彼女の判断だったのだから、これを受け入れるよりほかなかったと今は思っている

しかし件の2人の場合、彼女が別れを切り出した途端、彼の態度が豹変。自分の希望が受け入れられなかったとわかるや彼女に対し「結婚を申し込んだことを後悔している」「お前なんかいらん」と言い出す始末。彼にしてみれば、やり場の無い感情を彼女にぶつけてしまったに過ぎないのかもしれないし、自分を納得させるための物言いだったのかもしれないが、あまりにも彼女に対する情が無さ過ぎる。年齢を考えれば、彼女の側こそツライ選択であったろうに、もう少し思いやりのある発言はできないのか、とつい思ってしまった

彼の気持ちはわかる。悔しいような、悲しいような、言いようの無い腹立たしさは痛いほどわかる。でも付き合いは双方の合意が無ければできないけど、別れるのは一方の決断だけでできる。悲しいけどそれが現実なんだよ。しかも彼女は彼の将来も考えて、自分とこれ以上付き合うことにプラスは無い、と踏ん切りのつかない彼の代わりに判断してくれたんだから、感謝こそすれ彼女を傷つけるような言葉を投げかけるのはあまりに空しい。わしも偉そうなことは全然言えないが、この二人の別れは見ていて本当に痛々しかった

今ではわしは前の相方と過ごした日々が本当に幸せだったと思っているし、素直に彼女に感謝している。本当にいろいろなものを与えてもらったし、教えられることも多かった。だからわしを励ますつもりで人が「そんな女のことは〜」という言い方をすると、つい反発してしまったりもする。彼女が変わらずすばらしい人でいて欲しい、幸せでいて欲しいと願っている。かっこつけてるみたいに聞こえるかもしれないが、そんな恋愛がわしにだって一つくらいあったっていいじゃないか!そんな自慢をしてみたくなった