カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

中共・呉儀副首相の非礼

http://www.asahi.com/politics/update/0524/008.html

 小泉首相は24日夕、中国政府が呉儀副首相との会談中止の理由を靖国神社参拝など首相の歴史認識にあるとしたことについて、首相官邸で記者団に「会談すればいいのにねえ。話せばわかるじゃないですか」と述べ、改めて中国側の対応に不快感を示した。さらに「私はお会いすると言ったのですよ。私がキャンセルしたわけではないですからね。(原因は)キャンセルした方に聞いて下さい」とも語った。

 首相は、記者団の「靖国参拝にこだわり過ぎではないか」との質問に、「中国がこだわっていると思わない? 中国側の言い分だけでというよりも、両方の言い分があるからね」と反論。今後の靖国参拝については「私は適切に判断すると言っています」と語った。

出ました、記者団の過剰反応。イラクでテロ組織に拘束された斎藤さんの弟に、未だ何らの要求も出ていないにもかかわらず「自衛隊撤退」に関する質問をぶつけた馬鹿記者と一緒。今回、当の支那共産党側も呉副首相の帰国について「緊急の公務」が理由としているのだ。このように意図的に答えを誘導するような質問の仕方はジャーナリズムなどとは到底言えず、詐術の一種と言ってよいだろう

「キャンセルしたのは向こうなのだから、向こうに聞け」という小泉首相の答えはこの場合100%正論というものだ

客観的に見て、この突然の会談キャンセルの狙いは2つあると思われる

一つは呉儀副首相自身の国内における保身。おそらく今回予定されていた会談で、呉副首相は小泉首相に対し、靖国神社への参拝中止を求めるつもりだったはずだ。そこで小泉首相が「靖国参拝問題は不当な内政干渉」などと先手を打って発言したことを受けて、自らとの会談時にも同様の発言をされれば、「弱腰」として国内での非難を浴びることになる。これがクローズアップされれば共産党政府への不満にも直結し、政情不安を招く危険性すらある。これらを勘案したものという見方だ

もう一つは日中間に横たわる「外交」問題の国際的アピール。首相との会談をキャンセルしなければならないほど、支那共産党政府にとって重い外交課題がある、と諸外国に認知させようというわけだ。こちらに関しては支那は「非礼な国家」との印象を助長するばかりで、いささか効果は期待しにくいだろうと思われるのだが、繰り返し問題化を図ることで、アジアに大して興味を持たない欧米の目を自らに向けさせるという狙いはありそうだ

日本政府としてはひとまず自国首相に対する非礼について、支那共産党に明確な説明を求めるべきだろう。毅然たる態度で、論旨のすり替えを許さず、きちんと順序だてて議論を行う必要がある

靖国うんぬんはその後の話である