カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

人間は宗教に隷属してよいのか?

http://www.asahi.com/international/update/0205/001.html

 イスラム教の預言者ムハンマドの姿を描いた風刺漫画が、デンマークなどの新聞に掲載されたことに対するイスラム圏の反発が激しさを増している。シリアでは4日、デンマーク大使館が放火された。イラン政府が欧州との貿易契約の見直しを指示したほか、これに先立つイスラム教の休日にあたる金曜日の3日には、各地で大規模な抗議デモがあった。

 シリアの首都ダマスカスで4日、デンマーク大使館前で数百人が集まり、大使館の入っているビルに投石。内部に押し入って放火した。警察によると、少なくとも5人が負傷した。デンマーク大使館員かどうかは明らかになっていない。

こういうのはもはやデモとは言えないと思うのだが。暴動

件の風刺漫画がどんなものか、ネット上で検索してみたらすぐに見つかった。異教徒のわしから見れば「???」という程度のものではあるが、偶像崇拝を禁じているイスラム教徒にしてみれば「冒涜」ということになるのかな?という気はする

だとしてもである。「悪魔の詩」のときもそうだったが、あまりにも反応が極端すぎやしないか?宗教を尊重するのは結構。しかし「宗教を冒涜した」として抗議したり謝罪を求めたりするのは良いとしても、放火や殺人などの罪を犯しても良いということにはなるまい。その火種を作ったのは確かにデンマーク人の側であったかもしれないが、暴力で応ずるようでは「ああ、やはりイスラムはこうなんだな」と思われても仕方ないのではないか?

一宗教を尊重する、というのはわかる。重要なことだとも思う。しかし、だからといって宗教だけは批判や風刺の対象としてはいけない、というのもおかしいのではないだろうか?宗教心の薄い日本人のわしはついそう思ってしまう

この事態を見てわしが一番に思うのは、風刺画を描いた人の命が守られると良い、ということだ。人間が作った宗教を守るために人間の命が奪われて良いはずはない。そう思う