カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

JB逝く

昨日拙ブログの少佐氏のコメントで知ったJBの死
産経ニュース

 「ソウルの帝王」と呼ばれた米ソウル歌手、ジェームズ・ブラウン氏が25日、アトランタの病院で死去した。73歳だった。AP通信が同日伝えた。死因は不明だが、週末に肺炎のため入院していた。

いくつになっても年齢不詳(笑)、いつでもパワー全開、殺されるまで死なないだろうと思っていたJBのあまりにも突然の死

日本では「ゲロッパ!」なんて映画があったせいで(ちょっと前ならカップ麺のCMのせいで)、「ゲロッパの人」と言う方が通りが良いというやや情けない状況ながら認知度の高かったJB。わしがJBと出会った(大袈裟)のは、ストーンズ命のロック小僧だった中学時代にさかのぼる。ミックやキースが格別のリスペクトを捧げる黒人音楽のアーティストたちの中で、常にまぶしいまでのスポットライトを浴びながら、しかも何十年も現役として活躍しつづける希有の存在、それがJBだった

と言ってもそれほど曲をよく知ってるわけでもなく、ベスト盤を聞きかじる程度だったのだが、聞けば聞くほどハマっていくスルメのような魅力を持つアーティストだった

ブルース・ブラザース」や「ロッキー4」最近では「タキシード」なんて映画にも出演したが、毎度毎度ものすごい存在感で、いつも「さすがはJB!」と感心させられたものだ

実はわし、一度だけJBを生で観ている。それもなんと盛岡で。忘れもしない1997年11月5日の岩手県民会館。来日ツアーの日程にどういう気まぐれか盛岡が組み込まれたのだ。ちなみにそのときのツアースケジュールは大阪、名古屋、福岡、東京(武道館!)、そして盛岡(笑)「なんでやねん!」とツッコミたくなったのはわし以外に5万人くらいはいたと思うが、理由はどうあれJBは本当に盛岡にやってきたのだ。「SEX Machine」「I feel good」「Please Please Please」などの定番曲はもちろん大盛り上がり。オルガンソロの演奏があったり、「Georgia on my mind」を気持ちよさそうに歌って見せたり、最前列の客をステージに引っ張り上げたり(たぶんサクラだろうけど)。そしてステージのクライマックスではこれまた定番ダニー・レイと組んでのマントパフォーマンス!彼が登場したときには当たり前のことなのに「うわ!本物のダニーだよ」と妙に興奮してしまったことを覚えている。とにもかくにも最高のステージだったのだ

そのときもJBのものすごいパワーに驚いたし、「この調子ならまだまだ大丈夫だから死ぬまでにもう一度くらい観られるだろう」などと勝手に思っていた。しかし思えばあれから9年。不死身と思えたJBでも寿命は来るものなのだね

Jaaaaaaaaaames Browwwwn!!!合掌