カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

大トリ様漫遊記(3日目・挙式編)

3日目は今回の旅行のメインイベント、結婚式。とは言え式の開始時刻は午後3時。着付けなどの準備の時間まで間があったので、ワイキキをぶらぶらと散歩することに

カラカウア通りを歩き、相方が旅行前から行きたがっていたコールドストーンアイスクリーマリーへ。しばしメニューと格闘の結果、相方は3種のベリー(ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリー)の入ったもの、わしはチョコとミントのアイスクリームをどちらもサイズ小で注文。注文を受けると店員が大理石の上でアイスとトッピングをコネコネ。この石の上でコネるのがこの店のミソらしい

アイスを受け取りさっそく食べる。カップに盛られたアイスは見た目以上に量が多い。最初のうちは良かったが、食べても食べてもまったく減ったように感じないアイスにだんだんゲンナリしてくる。おまけにわしの食べたアイスの底には小さく切ったブラウニーが大量に入っており、これがまたえらく甘い。ミントアイスにしたのがせめてもの救いではあったが、気分はさながら甘いもの地獄。なんとか食べきったものの、思ったよりヘビーな間食になってしまった

プチ観光の後ホテルへ戻り、相方はメイク&着付けを開始。リハーサルメイクの成果でトントン拍子で準備は進む。わしは慣れないフロックコートながらほぼ一人で着付け終了。ってか男の準備なんてそんなもんよな

相方はこの日のためにヤフオクで入手した付け爪を装着。わしにとっては凶器以外の何者でもないのだが(笑)、この爪がなかなか好評。母やメイクさんにも褒めてもらったし、チャペルでオルガンを演奏してくれたキムさんも相方の手を取って「So beautiful!」と言ってくれた

支度が終わり、リムジンで出発。初めて乗るリムジンは快適。車内にはシャンパングラスがたくさん置いてあり、テレビなども装備されているのだが使い方がわからず何も手をつけずじまい。ゴージャスな雰囲気を楽しむ間もなくわずか20分ほどでチャペルに到着

式場となるワイオリ・チャペルはオアフ島・マノア渓谷にある緑に包まれた小さな教会。簡単なリハーサルの後、短い式を無事に終えた。式の前、わしもやや緊張していたのだが、テンションが上がりすぎて必死に笑いをこらえる相方と緊張に引きつった義父の顔を見たらなぜかすっかり落ち着いてしまい、余裕のできたわしはしばし室内の様子を観察。チャペルを取り囲むステンドグラスがノアの箱舟などの聖書の逸話をモチーフに描かれていることを発見

リハーサルでコーディネーターのタカコさんもたびたび指摘していたとおり、式の間に相方の付け爪は見事に3枚脱落。牧師さんを前に笑ってはいけない、と耐えに耐えた相方はその反動で涙がボロボロ。せっかくキレイにしてもらった化粧もすっかり落ちて鼻も真っ赤。相方は式の間中「最初からやり直して〜」と思っていたそうだが、わしは面白かったからええんちゃうの?という感じ

式の後は相方のファンデーションを塗りなおしてチャペルの裏庭で写真撮影。カメラマン君が予想よりも無茶な注文をしてこなかったので安堵。「お姫さま抱っこ」とか言われなくてよかった。いやマジで

撮影が終わり、相方が用意した花束で両家母親とのささやかなセレモニーの後、再度リムジンでホテルへと戻る。行きのときに何も手をつけなかったわしらを見かねてか、運転手が「ソコニガアリマス」と言ってくれる。水かよっ!とツッコミそうになるが、ありがたくいただくことに

貸衣装をホテルのフロントに預けて、今度はハレクラニ内にあるフレンチ・レストラン「ラ・メール」でディナー。堅いことはなるべく抜きで料理を楽しむことに。ウエイターにドリンクメニューを持ってくるように頼んだのだが、なぜかソムリエが来てしまう。例によって断れないのでワインリストとにらめっこしながらソムリエに今日のおすすめなぞ聞いてみる。次々と候補を挙げてくれるのだが、どれも100ドル超の目の玉飛び出そうな値段。その中からなるべく安いヤツをさりげなくチョイス。でもわしはビールが飲みたかったのでバドワイザーを頼む

料理は概ね満足。フレンチらしく控えめの量が、「質より量」のアメリカンスタイルにいい加減辟易していた身にはうれしい

一応ウエディングレセプションということだったのでちゃんとケーキも出てきた

が、その頃にはほぼ全員が満腹。フレンチスタイルとは言えここはやはりアメリカだった。しかもケーキの後にはマカロンみたいなのまで出てくる始末。「甘いもの地獄」はまだ続いていたのかっ!?