カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

カンヌって何?

妙に連日芸能ニュースに取り上げられるカンヌ映画祭の話題。いったいいつから日本人はこんなにカンヌ映画祭に注目するようになったのかと首をかしげてしまうのだが、映画界の活況自体はファンにとっても喜ばしいこと。たくさん作られることで良い作品が生まれる土壌ができるのならそれもよい

が、どうにも腑に落ちないのがこの人たち
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070521-OHT1T00062.htm

 松本監督の世界デビューとなったヒルトンホテルから100メートルも離れていないカールトンホテル・ビーチレストランでは、SMAP木村拓哉香取慎吾の2人が熱狂の渦に巻き込まれた。

 それぞれの主演作「HERO」(9月8日公開)と「西遊記」(7月14日公開)のプロモーションのために、カンヌ入り。木村はコンペ部門に出品された「2046」(ウォン・カーウァイ監督)でレッドカーペットを歩いた04年以来、香取は昨年に続く「西遊記」のプロモーションで、ともに2度目のカンヌ上陸となる。

ボーっとしたまま読むとなにやら木村拓哉香取慎吾の二人もカンヌ映画祭に参加しているような印象を受けてしまうのだが、記事をよく読むとどうやらそれぞれの主演作の単なるプロモーションでのカンヌ入りらしい。って、なんでこんな完全な国内向けテレビ局タイアップ映画のプロモーションではるばるフランスまで行ってしまうのかわけわからん

と思って読み進めると一応

パーティーの場ではともに3分間の特別版が上映された。「HERO」はアジア各国を中心に、「西遊記」は欧州からのオファーもあり、今後は争奪戦が予想される。

とのことだが、別に二人のカンヌ入りは映画祭とは何の関係もなく、映画関係者が集まるところでセールスする、のが一応の目的ということになるらしい。とは言え、どう考えても色物でしかなく、おそらく日本人にしか設定を理解できないであろう「西遊記」を本気で海外で売ろうなどと考えているはずもなく、セールスしようにも「HERO」はまだ撮影すら終了していない状態という

要するにこれってジャニーズとフジテレビがカンヌ映画祭の格式と知名度を宣伝に利用しただけの話っしょ?二人のカンヌ入りをテレビで流して、本当は全然注目されるはずも無いのに無理矢理有名人を呼んでパーティーやら記者会見やらを開くと。そうすりゃ興味本位で記者も集まると。ついでにヨーロッパのセレブ〜な雰囲気でデコレーションと

いくらなんでも映画祭っちゅうもんをバカにしすぎじゃねえの?こんなの映画祭の格式を貶めるだけじゃろが。こういう安直で幼稚な手法で映画祭を荒らす日本の芸能界のやり方がどうにも気に入らない。なんでテレビもスポーツ新聞も無批判に報じてしまうんだ?そんなにジャニーズに目をつけられるのが怖いんじゃろか?ちったあ週刊誌を見習えや