カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

死刑執行反対と死刑制度反対は別問題

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080702/trl0807021542009-n1.htm

 朝日新聞が夕刊1面コラム「素粒子」で、計13人の死刑執行を指揮した鳩山邦夫法相を「死に神」と表記した問題で、朝日新聞社は2日までに、全国犯罪被害者の会あすの会)が同社に送付した質問書に対し、「気持ちに思いが至らなかった」と回答した。あすの会は先月25日、「被害者遺族にどんな気持ちを起こさせるか考えなかったのか」など4点について質問していた。

 回答は6月30日付。「法相に対する侮辱中傷になると思わないか」との質問には、「中傷する意図は全くなかった。侮辱、中傷と取られたとすれば、残念だ」と答えた。

 回答について、あすの会は「満足させるものではない」として、再び抗議と質問をする予定という。

朝日新聞のコラム「素粒子」に何と書かれていたのか、ソースが見つからないので検証のしようがないのだが、どうもこうらしい

永世死刑執行人 鳩山法相。「自信と責任」に胸を張り、2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神

もう何度も書いていることだけど、死刑執行命令を出すのは法務大臣の任務であり、刑の確定から6ヶ月以内に執行するよう刑事訴訟法に定められている。朝日新聞のこの書き方だと、死刑執行自体が「悪」であるかのような誤解を与える。「永世死刑執行人」「死に神」などの表現は、朝日がいかに弁解しようとも明らかに中傷である

わしは朝日新聞が死刑制度そのものに反対しているとしても、そのこと自体を問題視するつもりはない。しかし死刑制度そのものに反対することと、現在の法制度に則った死刑執行に抗議することとはまったく別個の問題である、ということは指摘しておきたい。死刑制度の廃止には、そのための立法が為されなければならない。朝日はその実現のために運動すれば良いのであって、職務を遂行したに過ぎない法相を中傷するのはまったくの筋違いだ

いつも思うことだが、朝日新聞は知ったかぶって皮肉めいたことを書くのはやめた方がいい。朝日にはそこまでセンスある文章を書ける記者はいない。オノレの能力の無さにいい加減気づいた方が良いw