竹島「問題」は外交問題ではない
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/145833/
平成24年度から全面実施される中学校社会科の新学習指導要領をめぐり、文部科学省が社会科の指導要領の解説書に竹島を「わが国固有の領土」と明記する方針を固めたことが18日、分かった。解説書は7月までにまとめる予定で、新指導要領下で編集される新教科書に影響を与えそうだ。
竹島を「わが国固有の領土」としているのは日本政府の一貫した見解(竹島 | 外務省)であって、それを国民に教えることには当然のことながら何の問題もない。しかるにここ数日取り沙汰されている韓国側の過剰な反発はどこかおかしいと言わざるを得ない。以前から自明の事柄について、針小棒大に報じて必要以上に騒ぎ立てるからには、そこには何らかの意図があると考えるのが普通だ
そもそもこの竹島の領有権問題、日本国内では驚くほど関心が低い。一部の政治や歴史に深い関心のある人を除けば、「どうでもいい」ぐらいに思っているような問題だ。韓国人が一生懸命騒ぎ立てても、日本では何をそんなに騒いでいるのかすらわからない人も多いことだろう*1。実際問題、現在竹島は韓国が実効支配している。本気で領土として取り戻そうと言うのなら、なんで最初に中学教育の現場に手をつけるのか?そんな悠長なこと言っている場合ではなかろう
この問題の背景にあるのは、李明博政権の求心力低下。結局かの国では「反日」が国民支持回復の特効薬だということ。あくまでも韓国の国内事情から作り出された「事件」なのだ
おそらく韓国内のメディアはそのことに気づいていることと思う。外交問題と勘違いして報じているのは日本のバカなメディアだけだろう
*1:無論そんなことではイカンのだが