盛岡市「柳家」
仕事のため盛岡へ。電車に揺られながら昼食のメニューを熟考した結果、「柳家」でキムチ納豆ラーメンを食べようということになった
激混みではないにしろ、カウンターはお客さんでいっぱい。相変わらず人気のようだが、久しぶりの柳家本店は変わったところもチラホラ
以前は席に置かれたメニューと説明文を読みながら注文できたのだが、自動販売機で食券を買わなければならなくなっていた。注文をさばく際こちらの方が便利なのはわかるが、これだと「八幡平」や「アルペン」などの変り種メニューがどんな内容なのか皆目わからないため、必然目立つところにボタンのある「キムチ納豆」や「マーボ納豆」を注文することになる。常連なら良いが、ニューカマーにはちょっととっつきにくいのではなかろうか
もうひとつ気になったのが自動販売機にあった「紙エプロン」の文字。確かにキムチ味噌の汁はシャツにつくと目立つのでエプロンを必要とする人がいるのはわかるが、有料販売ってのはどうかと。そのくらいサービスしてくれてもよさそうに
オヤジさんが一人で鍋をふるう素朴さもまたこの店の味だと思っていただけに、小さな合理化に一抹の寂しさをおぼえてしまった