カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

「クレヨンしんちゃん アッパレ!戦国大合戦」実写化

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/10/07/02.html

 「SMAP」の草なぎ剛(34)と新垣結衣(20)の共演で時代劇映画「BALLAD(バラッド)―名もなき恋のうた―」(09年9月公開)が製作される。原案は人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版第10作「―嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」(02年)という異例の試みだ。09年9月公開予定。

 大人も楽しめるアニメとして評価が高い「映画クレヨンしんちゃん」から、実写映画が誕生する。「BALLAD」は戦国時代が舞台。小国の武将(草なぎ)と美しい姫(新垣)の悲恋を描いたラブストーリー。映画「―戦国大合戦」で、主人公しんのすけが戦国時代にタイムスリップしたように、現代からやってきた真一(武井証)一家が2人の恋路にかかわる。

 メガホンをとるのは、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督(44)。「しんちゃん」を見て目からウロコが落ちたといい「今までの時代劇の合戦シーンは、両軍がアメフトみたいにごちゃ混ぜになって戦うだけだったが、(アニメでは)先鋒(せんぽう)はやりで戦う、大将を獲れば勝利という戦のルールが明快だった」と説明。「ALWAYS―」で昭和30年代をよみがえらせたVFX(視覚効果)技術で、合戦を再現する。

 真一(しんのすけ)、母の美佐子(みさえ、夏川結衣)などアニメに登場するキャラクターの名前をもじっているものの、「(しんちゃんのように)おしりを出すシーンはないです」。

「アニメを見ない」映画ファンはおそらく眉をひそめたであろうこの話題。しかしわしは以前から主張しているが、この「戦国大合戦」はそれだけの価値ある名作なのだと力説したい。こと合戦シーンのリアリティに関してはこの映画の右に出るものはまず無いと断言できる。物語の構造もタイムスリップものという、非常に整合性をとるのが難しいジャンルでありながら、丁寧に破綻無く作られている。無論、本来子供向け作品なので複雑な話ではないしバカバカしい場面も多いのだが、トータルで見て恐ろしくクオリティの高い作品に仕上がっている

まあ正直実写化には不安も大きいのだが、元となる「戦国大合戦」を「所詮アニメ」とか「クレヨンしんちゃんごとき」という理由で観ないのは損だし、映画ファンを自称するのなら怠慢と言い換えても良い。それだけは言っておこう